▲佐藤琢磨の鈴鹿

今年も鈴鹿に行ってきました。
ここ2~3年ばかり、TVでのF1中継はあまり見なくなってしまったのですが、それでも鈴鹿のF1
だけは特別です。

予選、いよいよ雨が・・・というところで琢磨登場。何とか「琢磨の間だけ」もってくれ・・・暫定トップタ
イム。一応場内大盛り上がり。しかし後続のドライバーが続々とトップタイムを更新し、このままじゃ
9位か10位・・・残りあと5台というところで本降りに。結果琢磨は5位確定。フェラーリ、マクラー
レン、ベネトンの上位グループが軒並み下位にとどまり、まぁ何とも「おもしろい」予選でした。その
後私も子どもたちもびしょ濡れでデジカメまで逝ってしまったのには困りましたが・・・。

決勝、さんざん色々なブログや掲示板で語り尽くされたとは思いますが・・・面白かったですね(笑)。
鈴鹿の1コーナー「大外刈り」を何度も見せてもらいました。もっとも最初逆バンク~ダンロップの自
由席というか斜面によじ登って見ていた私は直接は見てませんが・・・ファイナルラップでキミ・ライコ
ネンがフィジコを刺したシーンはテクニカルセンター前ゲートのサーキットビジョン(最初からそこに
椅子持ってきて陣取ってる人々若干あり)で見てました。やっぱりレースはオーバーテイクがあってこ
そ、と思いますね。

で、ここからが本題ですが・・・琢磨選手、決勝は全くええとこなしでしたね。
スタートでいきなりコースアウト、その後あろう事かシケインヤルノ・トゥルーリ撃墜してしまうし
・・・それで結局失格ですか。まぁ、1回や2回どころの話じゃないようなので、この裁定もしかたない
のかもしれませんね。結局今シーズンのリズムの悪さを集約してしまったようなレースだったように思
われます。アタマ足らんとか、こんなこと続けてるとホンマに次乗るところないよとか、こんな危ない
奴F1に乗せるなとか ・・・結局ここらあたりが日本人ドライバーの限界とか言われたりしているようで
すが、まぁこの流れでは何を言われても仕方ないわなぁ、と私自身も思います。

ただ、西山平夫氏や舘内端氏的な言い回しに慣れ親しんできた私(笑)としては・・・・敢えて言えば、
喧嘩上等じゃねえか、と。鶴さんも後でぐちゃぐちゃ言うな・・・いや前から「佐藤は危険だ」と言って
ましたか・・・まぁアグレッシブとただの無茶を一緒にしてはいけませんね(苦笑)。でもこの両者は本
当に紙一重なのかも。

それはそうと、かの古舘伊知郎氏が今F1の実況をやってたら、琢磨にどういうキャラを立ててたんで
しょうか?
「おーっと、琢磨また絡みました。風貌に似合わぬドライビングはまさにコックピット・ジャンキーか」