2006-01-01から1年間の記事一覧

▼わたしとあなた、あなたとわたし~「他者」を理解するということ:補論

前回記事での論考では、鉄道車両のラッピング塗装を「テキスト」にして、「他者認識」=「異文化理解」の構造について概観し、今後の論考は「ネガティブな他者認識」の危うさについてまず進めていく、ということでしたが、簡単には次の3点にまとめられます…

▲ミハエル十番勝負Vol1:1991年ベルギーGP~電撃デビュー

1991年8月23日・金曜日……シーズン終盤にさしかかったF1第11戦ベルギーGP・スパ=フランコルシャン。 弱冠22歳の若者がこの日F1デビューを果たした。サーキットからも近いベルギー国境近くのドイツの街・ケルペン出身の若者の名は、ミヒャエル・シュマッヒャ…

★画像の取扱について

※ 自己撮影・作成画像について 特記のないものについては、私o_keke_nigelが自分で撮影・作成した画像です。転載については事前の許諾は不要です。ご自由にどうぞ。 「o_keke_nigel's fotolife」(はてなフォトライフ)上の画像についても同様とします。 ただ…

▲「ヘルメットを被ったアーバン・カウボーイ」鈴木亜久里

今回の「古館語録」は…お待たせしました(?)………我らが「電気系統」鈴木亜久里氏です。 亜久里さんは、言わずと知れた「F1表彰台男」。1990年日本GPで達成した日本人F1ドライバー初の表彰台・3位入賞は2004年アメリカGPでの佐藤琢磨の3位表彰台と並んで日本…

▼わたしとあなた、あなたとわたし~「他者」を理解するということ

1 「見る見る速い」目の電車 *クモハ102/103-3551:加古川線用M1編成「見る見る速い」([「JR103系電車」]書庫より) JR西日本・加古川線(加古川-谷川間48.5km)が輸送量が少ない「地方交通線」(kmあたり1日輸送人員が8,000人未満)でありながら沿線自治体…

●第22回:前幌・前パン観測記録~福フチの食パンカフェオレと小浜線125系

今回の「貫通幌のガイドライン」は……またまた予定を変更して、先週末に福知山駅と小浜線で「観測」した「前幌・前パン」の観測記録をお送りします。 「前パン」つまり車両前位側のパンタグラフと前幌の組み合わせが前幌の「萌え要素」をアップさせる、という…

●第21回:萌える幌の角度

今回の「貫通幌のガイドライン」は……前回予告していたとおり、「萌える幌の角度」についてのお話です。 生身の人間じゃあるまいし、幌に「萌える」もへったくれもまぁないといえばないのですが…やはり角度によって見映えがちがう、ということは確かにありま…

◇【第5回】KORAIL・ムグンファ号(2)

「海外の鉄道・バスの旅」、今回も前回に引き続き、ムグンファ号の旅、ソウルから古都水原(スウォン)までのスナップをご紹介します。 まず最初は…7300型ディーゼル機関車(1989年現代精工製、3000馬力)が牽くこの写真から。場所はこれまで何度か登場した広域…

▼再び、転載機能について~スローブログの「近況と雑感」

(今回も「です、ます調」を「で、ある調」に変えて書きます) 前回記事の「スローブログの近況と雑感」は、日頃「鉄道とモータースポーツの趣味系ブログ」の中にいた私にとって、些か荷が重かった感じは否めず拙いものであったと思う。それでも何人の方から…

◇【第4回】KORAIL・ムグンファ号(1)ソウル駅にて

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国鉄道公社(KORAIL)の最もポピュラーな優等列車であるムグンファ号です。 ムグンファ号の「ムグンファ」とは、韓国の国を象徴する花の名前から取っており、漢字では「無窮花」と書きます。日本名は「むくげ」。元々は最優…

▼「スローブログ」の近況と雑感

先月は、ブログ記事のネタ合わせのために関連サイトを探して回っていた(特に韓国ネタ)のですが、実のところは自分のところのネタづくりはそっちのけで、あちこちのテキストサイト界隈を毎晩お邪魔しては記事をせっせと”nigel's bookmarks for bookshelves”(…

◇韓国・第4回:東大門(2006年)

「韓国の旅」の4回目は…そろそろ今年の旅行記に入りましょう、ソウルの現存する2つの大門のうちの一つ、東大門です。 東大門の正式な名前は、下の写真でもお分かりのように「興仁之門」。1398年に城郭都市ソウルの東西南北の入口の一つとして建設され、李…

▲ミハエル十番勝負Vol0:ジャンピング・ガッツポーズ

16シーズンにわたってトップ・クラスのF1ドライバーとして君臨してきたミハエル・シューマッハ(1969~:ドイツ)が遂に2006年シーズン限りで引退した。 タイトルこそ激闘の末ルノーのフェルナンド・アロンソに2年連続で譲ったものの、年間7勝(通算91勝)、故…

◇【第3回】KORAIL・セマウル号

「海外の鉄道・バスの旅」、前回記事ではKTXのいろいろな姿をご紹介しましたが、今回は2004年のKTX登場まで韓国の最優等列車だった「セマウル号」です。 セマウル号の前身は、1969年に設定された「超特急・観光号」で、その後1974年のソウル地下鉄・広域電鉄…

●第20回:一枚幌の装着方向(3)JR東海の在来線用車両

今回の「貫通幌のガイドライン」は「一枚幌の装着方向」の3回目、JR東海の在来線車の「例外」についてです。 JR東海の在来線用の車種といえば…どういう車両を思い浮かべられるでしょうか。旧国鉄から継承した電車の113、115、119、123、211、213の各系列、J…

◇【第2回】KTX・韓国高速鉄道

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国高速鉄道(KTX)についてのお話です。 前回記事(ソウル駅)では、列車の写真を撮るために改札開始時間よりも早く入れてもらったところで終わりました。で、今回はソウル駅のホームで撮ったKTXの車両を中心ににまとめてみま…

◇韓国・第3回:国立中央博物館(1995年)

「韓国の旅」の3回目は、景福宮の敷地内に、勤政殿をブロックするように建てられていた国立中央博物館(クンニプ-チュアン-パンムルグァン)です。 この国立中央博物館、というよりは、「旧朝鮮総督府庁舎」と言った方がいいかもしれませんが…1926年に竣工し…

▲「ハイテク・ミケランジェロ」ジョン・バーナード

*今回の「古館語録」は、80年代~90年代を代表するレーシングカーデザイナーのジョン・バーナードです。 彼の代表作と言えば、まず挙げられるのがマクラーレンのMP4シリーズで、1984年から86年までニキ・ラウダ、アラン・プロストとともに3年連続でドライ…

◇【第1回】ソウル駅~新旧駅舎の対比

今回からの新コーナー「海外の鉄道・バスの旅」は、韓国を代表する鉄道駅・ソウル駅からスタートします。 地上部分は2004年4月のKTX(韓国高速鉄道)の開業で駅舎・ホームが全面的に改装されたKORAIL(韓国鉄道公社)のソウル駅、地下部分はソウルメトロ1号線(…

◇韓国・第2回:景福宮と青瓦台(1995年)

まず今回は、ソウルの景福宮(キョンボックン)の写真をご紹介したいと思います。ここは1995(平成7)年の前回訪問の初日に立ち寄りました。今回も初日の観光コースに入っていると思っていたのですが、2日目のオプショナルツアー(私は参加していない)のコースに…

▲「F1小町」ジョバンナ・アマティ

今回の「古館語録」は、1992年にブラバムからF1シーンにチャレンジしたジョバンナ・アマティです。 彼女はイタリアの裕福な工業実業家の家に生まれ、国際F3000選手権を経てブラバムのシートを射止めました。本来ならこのシートは「3人目の日本人レギュラー…

▲勝手にF1ドライバーズ・コンテスト:2006年シーズンの総括

今回は、今シーズンのF1全16戦の「勝手にドライバーズ・コンテスト」を振り返ってみたい。 (最終のポイントランキングは前回記事を参照) ここまで毎レース経過を振り返り、「今回頑張ったドライバー」を選んでポイントを付けてレビューを書くという作業を繰…

◇韓国・第1回:11年ぶりの韓国

この前の週末、2泊3日で11年ぶりに韓国へ行って来ました。 1995(平成7)年の前回も同じく2泊3日、いずれも職場の親睦旅行で、1日目は午後到着で観光とショッピング(というか「ノルマ」?)、2日目が自由行動、3日目は午前中自由行動で午後の飛行機便で…

▲Rd18ブラジルGP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。 第18戦 ブラジルGP(インテルラゴス) ●ポール・ポジション フェリペ・マッサ(フェラーリ)<通算3回目> ●優 勝 フ…

●第19回:一枚幌の装着方向(2)中央東線115系の場合

*今回の「貫通幌のガイドライン」は、「萌える幌の角度」を予定していましたが、前回記事の続きとして、1枚幌の装着方向・中央東線の115系の例を見ていきたいと思います。 というのも、前回記事で、naojazeeraさんから「実は奇数側・偶数側の定義を今まで…

▲「サーキットの大道芸人」ジョニー・ハーバート

*今回の「古館語録」は、「花の64年組」の一人、ロータスやベネトン、ザウバー、スチュワートといった中堅チームで89~99年の11シーズンにわたって活躍、3勝をマークしたジョニー・ハーバートです。 ジョニーは1987年のイギリスF3チャンピオン、1988年は国…

▼長い尻尾への旅・2年目

【1 「ブログ」との出会い】 「ブログならものぐさな私でも更新できるかな?」 と、自分のブログ紹介文を締めくくってYahoo!の中にブログサイトのスペースを作ってからちょうど1年になりました。 ブログの特徴といえば、大雑把に整理してみると、 ・フォー…

▲Rd17日本GP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。 第17戦 日本GP(鈴鹿) ●ポール・ポジション フェリペ・マッサ(フェラーリ)<通算2回目> ●優 勝 フェルナンド・ア…

◆Vol39:南海電鉄・汐見橋駅

汐見橋駅 2002年2月 汐見橋駅は、南海高野線の名目上の「起点」とされる駅ですが、実際には1929(昭和4)年から高野線の列車は全て南海本線の難波発着(終戦前後の一時期だけ汐見橋発着に戻った)となっており、汐見橋駅発着の列車は南海本線と交わる岸里玉出と…

▲Rd16中国GP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。 第16戦 中国GP(上海) ●ポール・ポジション フェルナンド・アロンソ(ルノー)<通算15回目> ●優 勝 ミハエル・シュ…