◆Vol6:神戸ルミナリエ・2005

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東遊園地・ゴール地点 2004.12.25



先週の金曜日は姫路へ出張でした。

行きの時はばたばたしていたのであまり気にとめていませんでしたが、夕方にJR三ノ宮駅に戻って来ると、ルミナリエのポスターが駅のあちこちに貼られていて、中央出口のコンコースでは様々なルミナリエグッズが売られていました・・・そうか、ルミナリエ、この金曜日からだったんですね。毎年思うんですが、JR西日本は、ルミナリエとなると、やっぱり力の入り方が違うようです。

1995年から震災復興を祈念して始まった神戸ルミナリエは、今年で11回目(今数えました)になります。ここ3年ほどは、資金的に苦しいところがあったりして、毎年のように継続するかどうかが議論されているようですが、今年も何とか行われることになりました。

このイベントが始まると、いよいよ神戸にも冬がやってきた、と実感するのですが・・・と書けばカッコイイですが、実際は「いつの間にか始まっていつの間にか終わってるルミナリエが正直なところだったりして。この時期は、帰りの電車、混むんですよねぇ・・・(笑)。

通常のルミナリエ見学ルートは、元町の大丸神戸店裏側から直進し、三宮の神戸市役所南側の東遊園地までの一方通行です。1995年の第1回は、ルートのどこからでも、どちら向きにでも通行できたのですが、年々来訪者数が増えてきたために今のような一方通行になったようです。でも、・・・・・・この「人の流れ」、かなりの急流で、大人でも素ではぐれそうになります。

そうしてやっとの思いで東遊園地にたどり着くと・・・そこはあたり一面光のカーテン。ただ、家族連れ、特に小さい子供を連れている場合は・・・元町からの急流下りは辛いかもしれません。現に私、昨年子供たちにせがまれて(なんでも保育園で「行ってくる!」と宣言してしまったそうな)、子持ちになってから初めて行きましたが、東遊園地へ直行しました。それでも移動の時は「お父さんのカバンのひも、絶対離したらあかんで」まさに絶海へ飛び込む決死の覚悟が必要です・・・なんてちょっと大げさに言ってみたりします(笑)。

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東遊園地の「光のカーテン」 2004年12月25日


三ノ宮駅から職場に帰る道すがら・・・そういうことを思い出しながら歩いていると、またまた・・・アレです。「人間トランスポンダ」が作動し始めました。信号待ちの交差点で目を閉じてみれば、頭に浮かんだのは・・・大学時代にグリークラブとか混声合唱団の定演(だいたい12月でしたね・・・)のオープニングで毎回聞いた校歌、いや正式な校歌ではなく、旧制の高等商業学校時代に作られた愛唱歌みたいなものですが、在学時にはこっちの方がポピュラーでした。

商神彩なす 翅(つばさ)をあげて・・・
霊枝(れいじょう)遙かに 東と指せば・・・

続きの歌詞も出てくる出てくる。卒業してから、もう15年以上は経ってるはずなんですが(笑)。

霊(く)しき木の実は 雲間を漏りて
秋津島根に 落つとぞ見えし・・・
(以下省略します)

結局歌詞1番はフルコーラスで覚えてました(笑)。小・中・高の正式な校歌はメロディーは覚えていても(予備校にもあったらしい)、歌詞はどこか思い出せないところがあったりするんですが・・・不思議ですね。

今年のルミナリエは・・・忘れないように見に行こうと思っています。というか、既に子供たちのチェック入ってます(笑)。