△もう待ちくたびれたぞ・・・スーパーアグリ!
佐藤琢磨の来期のF1シート・・・というかスーパーアグリレーシングのF1参戦についてですが、1月22日現在未だ正式発表がありません。年末には、FIAへ再申請のための他チームからの同意が得られたということで年明け早々には大々的に(?)発表があるかと思われていたのですが、どうやらまた「書類上の手続き」でFIAとやりとりを続けているとのことで・・・。
「書類上の手続き」・・・一体何なんでしょうか???
結局は供託金の関係、スポンサー関係でまだ調整中なんでしょうか???
とにかく、ここまでのスーパーアグリF1参戦への経過をまとめてみましょう。
1 F1参戦発表記者会見 05.11.01
佐藤琢磨の2006年F1シートの絡みで俄然浮上した鈴木亜久里氏のF1参戦に関する噂、憶測を沈静化するため、11月1日に亜久里氏がホンダ・ウェルカムプラザで記者会見を行う。FIAに来期のF1参戦にかかるエントリー申請を行ったと発表。エンジンはホンダV8、ドライバーは佐藤琢磨とは話をしているが未定、ファクトリーは英国のTWRアロウズが使っていたものを使用予定、スポンサーはソフトバンクという噂もあるが全く未定とのことだった。2 FIAの2006年エントリーリストから漏れる 05.12.02
「書類上の不備」によりFIAから申請が却下されてしまった、と亜久里氏が緊急記者会見。スポンサー獲得が難航していてFIAへ必要な供託金が払えなかったためとも、シャシーについて「2005年Ver.のBARのもの」の使用が認められなかったためとも言われるが詳細は不明。今後はFIAに対して再申請を行い、あくまでも2006年からのF1参戦を目指す、とのこと。3 再申請のための諸調整
申請期限後の再申請には、すでにエントリーリストに登録されている10チームの同意が必要、とのことでスーパーアグリは各チームの同意を得るべく奔走。下馬評では難航が予想されたが、ホンダ等のバックアップもあって、順調に同意書のサインを得て行くも最後にチーム配分金の関係からミッドランドが残る。4 全10チームから同意を得たと発表 05.12.21
最後に残ったミッドランドも、エンジン・サプライヤーのトヨタの説得を受けたのか(トヨタには「ホンダの邪魔をした」とは思われたくなかったためか?)最終的にスーパーアグリの再申請を承認。スーパーアグリは同時にチームのロゴマークを発表。マシンは2002年のアロウズ使用のものを使用と伝えられる。佐藤琢磨のパートナーとなるセカンドドライバーには、井出有治、松浦孝亮等の名前が挙がる。というわけですが、他チームは既に新車発表やテストのスケジュールを着々とこなしている模様で、ただでさえ参戦初年度で不利な条件の中、「待つ身」としては正直気が焦ります・・・てなことを私が言っても仕方ないのですけれど。
ともかく、古館実況時代からのF1ヲタとしては、もちろん佐藤琢磨のドライビングが楽しみですが、今度は監督としての「鈴木亜久里・七色の言い訳」も聞けるかと思うとこれもまた楽しみです・・・(笑)。マクラーレンのテストが順調とか、ミハエル・シューマッハの来期への決意とか、もういいですから(おいおい)、スーパーアグリの正式参戦発表を心からお待ちしております。