▲Rd2マレーシアGP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト

*ご注意:ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが・・・その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。

第2戦 マレーシアGP

*ポール・ポジション  ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー) 
*優勝         ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)

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◎F1 Racing-Live.comより
http://f1.racing-live.com/f1/jp/photos/2006/gpsepang/diapo_383.shtml

「次はオマエにロックオンだ!」(嘘) ポール・トゥ・ウィンを決めたジャンカルロ・フィジケラ


【今回「頑張ったドライバー」】


ジャンカルロ・フィジケラルノー)10点

90年代初め・・・日本のレース雑誌のカートレース世界選手権レポートで「G.フィシチェラ」(笑)として紹介されてから十数年・・・いつブレイクするかと期待されつつ最早ベテランドライバーと言われるようになってしまった。昨年は開幕戦こそ制したものの、あとは後輩アロンソに完全に食われてしまったフィジコ・・・今シーズンも開幕戦はチームメイトの優勝の影でリタイヤ、しかし2戦目はきちっと予選から「自分のレース」を作ってきた。チームメイトが予選でツボ踏んでもオレがいるぞ・・・この勝利だけでチームの目を自分に向け返すことは難しいかもしれないが、こういうレースを積みかさねることによってまだまだ「オレはムシケラじゃなくてフィジケラだ」とアピールできると思う。くさらず、焦らずプッシュし続けてほしい。

フェルナンド・アロンソルノー)5点

予選7位から決勝第1スティントの流れを見ていると、明らかにナノは予選をしくじった(と思う)。でもロケットスタートでいきなり3位、終わってみればバトンの前、2位でフィニッシュ・・・やっぱりこの人が今一番ノッていると思う。でもそれでいいのか、他のベテランたちは(笑)。やっぱりこの人が凄いのか、他がいまいちなのか、はたまたその両方か・・・。取りあえず簡単にナノを前に出すな、っちゅうの。

ジェンソン・バトン(ホンダ)2点

「もうジェンソン勝つまで点やらへん」と前回のnaojazeera氏へのコメントでは書いたが、今回はやっぱり点をあげておきたい・・・いや、どうしてもこの人のことで書かずにはいられないから(笑)。予選2位・・・それはいい。よく頑張ったと思う。決勝も、アロンソを前に出したのはいただけないが、何とか表彰台を確保した。車もドライバーの腕も決して悪くないと思う。でも勝てない。今回最もいただけなかったのは2回ピットインして2回ともモントーヤの真後ろになってしまい、アウトラップのペースが上がらなかったこと。果たしてチームの中にレースをコントロールする「ストラテジスト」(フェラーリロス・ブラウンみたいな人)はいるのか? それから、チームは「勝つためにバトン一人に資源を集中」させているのだろうか・・・。それならいっそルーベンスに・・・いや、もういい加減に止めときます(苦笑)。

ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)1点

デビュー2戦目は・・・なんと予選3位!これでまだ弱冠20歳とは驚き。今回は、いきなりエンジンが火を噴いて終わってしまったが・・・既にルーキーとは思えないそのアピールぶりに今回も1点。

アンソニー・デビッドソン(ホンダ・金曜サード)1点

今回も金曜フリー走行2回目で、途中スピンを喫しながらもトップ・タイムを叩きだしたアンソニー。金曜日1回目で、金曜全体のトップタイムの1分34秒台をマークしたブルツ(ウィリアムズ・金曜サード)にも点をあげたかったんですが・・・台数の多い2回目でのトップタイムということで、今回もアンソニーに1点。ホンダが速いのはわかった。あとは「その時」を信じて待つだけ・・・。頼むからアンソニー、ニック・フライの庇護を一身に受けなおかつ勝てないジェンソンに一言逝ってやってはくれないか、女の子は巨乳がいいとか言うてる場合とちゃうぞ、と。

佐藤琢磨スーパーアグリ)1点

いや・・・ちょっと、というか相当身びいきが入っているかもしれないが、今回も最後尾で完走・・・でも今回は直近のライバルであるアルバースモンテイロリウッツィとしっかりバトルをやって得た完走に1点。結果は抜かれてしまったが、中盤一度リウッツィに抜かれた直後に一度抜き返してみせたあたりはさすがだった。しかも周回遅れにされつつのバトルだった。しかし先行したリウッツィがみるみる琢磨との差を広げていったのを見ると・・・今はひたすら我慢の時か。



序盤2戦は結局ルノーが連勝。フェラーリは「可動式ウィング」がどうやら議論の的にされてしまったようで、この後メルボルンへ向けての動きが注目されます。ホンダはレースのペースを作っていけるか、マクラーレンはマシン性能の安定性を結果につなげられるか、 「カイゼントヨタ」はさらなる進歩を遂げるか。コスワース・エンジンを2基ともポアさせてしまったウィリアムズはいかに・・・次戦オーストラリアGPは3月31日から始まります。


【「今回頑張ったドライバー」第2戦までのランキング】
1 フェルナンド・アロンソ(ルノー)   12点
2 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)  10点
3 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)  8点
4 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)    3点
5 ジェンソン・バトン(ホンダ)      2点
5 アンソニー・デビッドソン(ホンダ)   2点
5 佐藤琢磨(スーパーアグリ)       2点
8 キミ・ライコネン(マクラーレン)    1点