●クモハ103-82:奈良電車区ウグイス色

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2005年11月17日 奈良線普通電車 京都駅

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編成全体写真


103系「車輌紹介」、今回からしばらく「クモハ(Mc車)」特集に入ります。

【車両履歴等】
 1966(S41).12.19  新製(日本車両)、浦和電車区に配置
 1973(S48).04.04  下十条電車区に転属
 1976(S51).10.30  鳳電車区に転属
 1978(S53).10.01  日根野電車区に転属
 1988(S63).03.11  奈良電車区に転属
【編成(撮影当時)】
 大ナラ NS404編成(4両組)
 ← 京都・加茂・奈良・・・・・・・・・・・・天王寺・JR難波 →
  Mc103-82+M'102-197+T103-363+Tc103-802
【ノート】
 *クモハ103形(0番台)は、1966(昭和41)年に京浜東北線への103系投入に伴って新製されました。
   先頭車として新形式クモハ103形が起こされた背景には、分割・併合を想定したもの・・・と言われ
   ています。予算区分で言えば、「昭和40年度民有車両」から「昭和42年度本予算追加」まで155両
   が製造されました。
 *新製された155両のうち、京浜東北線に配置されたのは133両。クモハ103-134からは常磐線(松戸
   電車区)に配置されています。
 *京浜東北線から撤退(多くはクハ103に置き換えられた)した後は、仙石線鶴見線阪和線、関西
   本線、奈良線等の短編成組成(最短3両編成が可能)に使用された他、武蔵野線等のM比の高い編成
   に使用されました。
 *上記の編成は、主に奈良線普通列車に使用され、ラッシュ時には2編成連結の8両組で関西本
   線-大阪環状線に直通する区間快速等にも充当されています。


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クモハ103-82の車番表記 すぐ下が抵抗器

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JR西日本に継承された車両の銘板は「日本国有鉄道」のまま