▼ブログライフを振り返る~「コメント」について

不定期更新の「自分のブログライフを振り返る」企画……今回は、20,000PVを越えた時点でやってみようと思っていたネタをやってみましょう。ヤフーブロガーの多くの方々にとっては、励みになる反面心をかき乱される存在でもある「コメント」についてのこのエントリーです。




1日あたりのPVは増えつつある反面、コメント数は逆にじりじりと減りつつある現状ではあるのですが(うーん)、「コメントポリシー」に代えて以下の質問に答えてみましょう。


質問A


1あなたはコメントをもらったら必ずレスをしますか?

原則として全部のコメントにレスを返しています。

自分が他のブロガーさんの記事にコメントを入れた場合、やっぱりレスをもらえれば嬉しいですから。1日に何十個もコメントが入ったりするようになると、そこらあたりはなかなか難しいでしょうが(1回くらい「コメントレスが大変でねぇ…」とか言ってみたいぞ、1回で十分ですが)、自分のコメ返しを抜いて1日5件もコメントが入れば自分的には「今日はコメント多いなぁ」という今の状況なら全コメ返しは十分対応可能です。


2.レスをしない場合がある、もしくはレスをしないと決めている方は、その理由とレス基準を教えてください。

取りあえず記事内容に全く関係のない「コメントスパム」にはレスをしません……というか実際は気づき次第コメント瞬殺です。色々と他の方のコメントポリシーを見ていると、記事本文の全コメントにはレスを返していても「ゲストブックの書き込みにはコメントレスしない」とか「投票記事のコメントにはレスしない」と明記されている方々を時折見かけます。単なる報告や挨拶にはコメントしようがない、あるいは投票記事のコメントの流れをレスで切りたくない、ということでしょうか。


質問B


1.あなたが相手ブログでコメントをする場合、コメント基準やルール等気をつけていること等がありますか?

自分の記事ではどうしても「枝葉」が伸びてしまう傾向があるので、極力記事の内容に即したコメントにするように心がけてはいるつもりです。コメント連投になることもありますが…それはヤフのコメントが全角250字制限という「仕様」になっているので仕方ない、と開き直ってます。

あとは、コメント1回につきトピックは2つまで……それ以上になるとレスする方が大変ですから。とはいえ、これも実際には筆が結構滑っているかもしれません。


2.相手ブログでコメントをした時、相手のレスや自ブログへのコメント返しの有無は気になりますか?

全然気にならない、といえばそれはやはり大嘘になります。自ブログを始めたころは、とにかく自分が入れたコメントにレスがあったり、その相手さんから自ブログへのコメント返しがあればやはり嬉しかったですから。

例えば、自分とAさんとBさんが同じジャンルの記事を書いていて、他の2人のところにはコメント返しがあるのに自分のところには……いえ、そこら辺りをあまり細かく書くと私の「ケツの穴の大きさ」の程がバレてしまいますのでこれくらいに(爆)。

そもそもコメントは読み手の側が書くかどうかを決めるものであって、強制するようなものではないですから(コメントへのレスも同様)、コメントレスや自ブログへのコメント返しの有無をあれこれ思い悩んでみてもキリがありません。そんな時間があれば次の記事のネタ仕込みに使った方がよっぽど有意義だと自分に言い聞かせています。


3上記と関連して、コメントをしてもまったく反応がない場合、どうしますか?(何回まではトライする、など)
またレスはあってもコメント返しがない場合、どう考えますか?

<コメントレスがない場合>
埋もれていて気付かれにくい過去記事へのコメントで、それまでコメントを頻繁にやりとりしている相手であれば「過去記事へのコメントでスミマセンが…」という趣旨のコメントを1回だけ入れることはあります。あとのケースでは、2回新着記事へのコメントスルーが続けば自分のコメントは一般的/個別のいずれにせよ望まれていないと判断して以降はコメントを入れないようにすると思います(まだそういう例には当たったことがない)。

<コメレスはあっても、自ブログへのコメント返しがない場合の判断>

1) 何となくコメントしそびれてしまった…(忙しい、他にも多くの巡回先がある等)。
2) 他ブログにはコメントをしないというポリシーを持っている。
3) 特にコメントを付け合うようなお付き合いをしたいとは思っていない。
4) コメントしたい記事が今回は特になかった。
5) 読みには行ってみたがつまらなかった。

等々いろいろと理由は思いつきます。ある程度は1)~5)のどれなのか、想像が付く場合もあるでしょうが、そんなものはあくまでも想像に過ぎないのであって、結局はその人本人にしか本当の理由はわかりません。だから「まぁそんなもんやろ」(どんなもんや)と思うようにしています。


4.いつもコメント参加されていた相手から、コメントをもらえなくなったことはありますか?その時どう感じましたか?&どうしましたか?(例えば相手がブログお休みだった等、ケースバイケースだと思いますが、気になったものがあれば、というレベルでお答えくださいませ)

ああそれは多々あります。理由としては以下の例が思いつきますが……。

1) 相手のブログの更新が止まった(見れば分かるか)。
2) コメント参加できるジャンル/ネタの記事がなくなった/少なくなった。
3) ふとコメントキャッチボールの無限ループが空しくなった。
4) そのブログの記事がつまらなくなった。
5) 相手が私の考えとどうしても合わないことに気が付いた。
6) 私のことが嫌いになった。

それで、どうしたかというと……別にそのままです。例えば私の記事の内容について具体的に異論があるならともかく、「沈黙」というのもまた処理の方法の一つではあると思います。だから、後を追って「何かありましたか?」とか聞いたりはしません。またどこかで接点ができたり考えがお互い変わったりすればコメントのやりとりが再開するということもあるかもしれません。


5.いつもコメントをしていた相手に、コメントをしなくなったことはありますか?その理由はなんですか?

「もう絶対コメントしない」とまで思ったことはないのですが、何となくコメントを入れなくなってしまった人は何人かいます。最初のころは、正直言うと、コメントのやりとりができる相手を「開拓しよう」とか意気込んだりしていましたが……数が増えてくると全員と同じような密度でコメントのやりとりを続ける、というわけにもいかなくなります。だから巷でよく言われている「mixi疲れ」というのは何となくですが分かります。


質問C


1.あなたにとってコメントとはなんですか?(自分がする場合、もらう場合、合わせてお答えください)

<自分がする場合>
ブログ主と最もダイレクトにコミュニケーションを取る際の手段。

<自分がもらう場合>
以前は、自分の記事への評価を計る可視化されたバロメータの一つ……のように思っているところがあって、実際それはそのとおりで、今もそう思ってしまうところは多々あるのですが、他者とのコミュニケーションの中でのコメントの位置付けや、コメントを入れる基準はそれこそ人それぞれなので、「コメントがない/少ない=その記事に価値がない」とは限らないと考えています。


2.他に、コメント全般であなたが気になることがあれば教えてください。

若干つけ加えながらまとめると、以下のとおりになるでしょうか…。


1) 自ブログへのコメントがほしいのなら、まずは相手の所へ入れに行く。
2) でも、「転んでも泣かない」。
3) 「コメント少ない/ない=記事への評価/価値が低い」とは限らない。逆は真かもしれませんが。
4) ブロガー間のコミュニケーションのチャンネルはコメント以外にもいろいろあっていいし、実際ある。
5) だから、コメントは書く側が好きなときに好きなように付ければいい。

1)について、短期的なスパンではこれに尽きる、と思います。趣味性向が似たブロガーさんの記事を色々読みに行って、興味を持てたり共感できる記事にコメントを残して帰る……そこからお互いコメントをやりとりできる関係になればベストでしょう。

でも、2)自分が相手さんの記事に興味を持っても、必ずしもこちらの記事に興味を持ってくれるとは限りません、当たり前のことですが…。それはそういうものとして受け止めるしかないです。

3)は、どうしてもコメント数で記事への評価をしてしまうところはあるのですが…コメントをするかどうかの心理的閾値や、コメントに対する考え方、あるいは読み手の側の時間的な都合は本当に人によって様々なのであって、一概にコメントの有無を評価基準と考えなくてもいい、と思います。

4)については、よくヤフーブログについてよく言われる特徴として「コメント中心文化」というものがあります。実際「コメント欄」に「ファン登録機能」「人気度の星」「擬似的なネット人格を可視化したアバター」が組み合わさって独自の「コミュニケーション中心文化」が形成されているように思います。でも、例えばお互い全部の記事にコメントを付けあわなければいけないのではとか(その裏返しが「コメントをもらえないのは自分の記事がつまらないからだ」と過度に思ってしまうこと)、コメントが少なくなったら寂しいとか……行き過ぎてしまうと、自分でブログサイトを持っていることのメリット-自分で書くことの楽しさ-をスポイルしてしまうのもまた確かでしょう。

だから、トラックバックSBM(ソーシャルブックマーク)を適宜活用したコミュニケーションのあり方というものもあってもいいかな、と考えます。

何よりも、読みに来て下さる方々もまたそれぞれのブログサイトの書き手なのであって、ただ単に自ブログを盛り上げてくれるための道具でもなければ踏み台でもありません。

で、中長期的に考えれば結局5)のようになるかと。その方がお互いの「おつき合い」も長続きするし、却って気楽に読みにも行けるでしょう。自分はブログを持って何をしたいのか…という地点からコメントを活用したコミュニケーションを今後ともしていければ、と考えています。