◇第9回:中国語勢頑張る?

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中国語と韓国語の観光ポスター 2005年10月22日 15:31



上の写真は、今回の定期観光バスで最後に立ち寄った「昆布館」に貼ってあったポスターです。

中国語とハングルで書いてありますが・・・確かに行く先々で、韓国語を話す人たちは函館山で少し見かけたくらいですが、中国語勢はあちこちで見かけました。上磯町の男爵資料館(第4回参照)トラピスト修道院(第5回参照)では見かけませんでしたが、ただ単に時間帯がずれていただけかもしれません。

中国本土か、香港かそれとも台湾か・・・南方系っぽい訛り(要は巻き舌音がない)の北京語、服装の着こなしなしや持ち物から考えて、台湾勢だったと思われます。

着ている服やデジカメ・ビデオ等の持ち物は日本人とほとんど変わらないのですが、ひとたび彼らが動き出すと、言葉を聞かなくても一目で分かります。

それは写真を撮るときで、彼らは1カット撮るのに文字通り心血を注いでいました。つまり、やたら時間をかけてポーズや構図を決めてから、やっとシャッターを押すわけです。私自身、中国本土、香港、台湾いずれも旅行したことがあり、それぞれ政治体制や経済状況、人の気質それぞれ異なっていましたが、写真に懸ける情熱だけはどういうわけか共通でした。

以前中国本土の現地ガイドさんに聞いてみたことがあります。すると、そのCITS(中国国際旅行社)のお兄さん曰く、「中国では昔フィルムは貴重品だったから、無駄にしないように1枚1枚大事に撮っているんですよ」ということだそうですが・・・本当でしょうか?

上の写真では、ポスターで隠れていますが、このとき実は、台湾(?)のカプールさんが昆布館の受付のおねいさんと記念写真に興じておられました・・・しっかり三脚も使って。

あと、彼らの乗っているツアーバスは一目で分かります。日本人のツアーであれば、フロントガラスの所にちゃんとツアー名が掲示されていますが・・・彼らの場合はツアー名ではなく、「CTS-******」とか「JVS-華興*****」とかいったツアーコード名が掲示されています。ちなみに、私が見た限りでは、全車2階建てバスかスーパーデッカー(要するに「2階だけ」というヤツ)でした。

それにしても・・・彼ら中国語勢の方は、逆に我々日本人を見てどのように感じているんでしょうか・・・一度聞いてみたいですね・・・。

ちなみに、かの「大沼だんご」(第7回参照)は彼ら中国語勢にも大人気のようで、「沼の屋」では中国語で「醤油、芝麻(ゴマ)、紅豆(あんこ)」と書いたカードを店員さんが常備していました。