●クハ103-264:大阪環状線スーパー改造車
2002年2月1日 野田駅に進入する桜島線直通電車
【車両履歴等】 1973(S48).06.08 新製(近畿車両)、森ノ宮電車区に配置 2002(H14).04.03 日根野電車区に転属
【編成(撮影当時)】
モリ 7編成(新アコモ8両組)
← ←外回り/大阪・京橋・・・・・・・・・・・・・内回り/桜島・西九条 → →
Tc103-245+M103-387+M'102-543+T103-409+T103-404+M103-408+M'102-564+Tc103-264
モリ 7編成(新アコモ8両組)
← ←外回り/大阪・京橋・・・・・・・・・・・・・内回り/桜島・西九条 → →
Tc103-245+M103-387+M'102-543+T103-409+T103-404+M103-408+M'102-564+Tc103-264
【ノート】 *この編成は全て体質改善工事車・スーパー改造仕様となっています。低運転台のTc車でスーパー改 造仕様になっているのはきわめて珍しいものと思われます。 *「JR電車編成表」98冬P130-131によれば、この編成の全車両が、「ベンチレーターがなくなったほ か、前面窓は1枚窓、側窓も戸袋窓がないほか、準1枚窓、客室は207系に準拠したアコモ」という 説明があり、いわゆるスーパー改造仕様のプロトタイプとなったものと思われます。 *このモリ7編成は、2002.04.03付でサハの2両が抜かれた6両組で日根野電車区に転属(K614編成) となっています(青色22号に塗色変更)。 *ちなみにこの編成のうち、Tc103-264寄りの3両は同一の車歴(製造会社も同じ)となっています。 一方反対側の前3両については、73.05.29新製(日本車両)で、以降の車歴はTc103-264寄りの3両と 同じです。また、サハの2両は1976年近畿車輌製で、現在に至るまで森ノ宮区生え抜きの車両とし て活躍しています(2005年現在:モリ28編成)。