●クハ103-284:常磐線・高運転台ATC車

イメージ 1

2002年10月23日 上野駅

【車両履歴等】
 1974(S49).02.04  新製(川崎重工)、池袋電車区に配置
 1986(S61).03.03  山手電車区に転属
 1988(S63).03.03  蒲田電車区に転属
 1991(H03).05.02  豊田電車区に転属
 1994(H06).07.16  松戸電車区に転属
  2002(H14).12.17  廃車
【編成(撮影当時)】
マト 19編成(基本編成:10両組)
← ←取手・成田・・・・・・・・・・・・・我孫子・上野 → →
Tc103-283+M103-348+M'102-504+T103-183+M103-1030+M'102-1030+T103-222+M103-379+M'102-535
+Tc103-284

*朝・夕のラッシュ時には取手側に5両組の付属編成(Mc+M'+M+M'+Tc)を増結する。
【ノート】
 *このコーナー初めての103系首都圏車の登場です。このTc103-284と反対側のTc103-283は、製造年
   月日・製造会社・車歴が同一です。車歴を見れば分かるように、山手線、京浜東北線、中央線と
   首都圏の主要な通勤路線を渡り歩いてきた車両です。
 *クハ103-0番台は、269番車からはATC対応の高運転台仕様で製造されています。首都圏の103系=
   高運転台車、というイメージをお持ちの方も多いと思われます・・・。
 *中間のモハユニットについては、取手側の2両は'73.2.22川崎重工製で池袋→山手→川越→松戸
   中間の2両は'71.3.9東急車輌製で松戸区の生え抜き、上野側の2両は'73.3.16近畿車両製で浦和
   →松戸という経歴になっています。
 *残りのサハはT103-183が'67.4.20汽車会社製で品川→豊田→松戸、T103-222が'6711.10帝国車両
   製で品川→川越→松戸という経歴になっています。
 *この編成は2002.12.17付けで一斉に全車が廃車となりました。
イメージ 2

クハ103-284の車番表示