▲ダカールラリー2006・・・いよいよ佳境へ

今年もまたダカールラリーが始まっています。

そろそろ前半戦も終了、難所モーリタニア砂漠のステージでは三菱とフォルクスワーゲンの一騎打ちの様相を呈しているようです。昨日のステージでは三菱勢がステファン・ペテランセル&リュック・アルファンの1-2フィニッシュでVW勢を逆転、わずか5分差ですがリュック・アルファンがVW勢の3位ユタ・クラインシュミット(この人も昔パジェロで総合優勝しましたよね)をリードしています。

ダカール名物ジャン=ルイ・シュレッサーは約1時間遅れの総合7位、今回のダカールで遂に現役を引退する篠塚選手は約10時間30分遅れの38位、増岡選手は惜しくも1月3日の第4レグでリタイヤしてしまいました・・・この先の興味がちょっと減った感じですね。

私はまぁ、初代-二代目のパジェロを乗り継いでいるくらいですから三菱党なんですが、今回注目しているのは・・・「ミスター鼻毛」(笑)こと闘将「マタドール」カルロス・サインツWRC最多勝男カルロスは、今回VWレーストゥアレグを駆っての参戦で、トップから約28分遅れの現在総合5位。それにしても、三菱のスポンサーのレプソル(石油会社)は、長い間カルロスのパーソナル・スポンサーだったこともあって何か妙な感じですね。

日本時間で言えば今日になるのか、ラリーはヌアクショットに着いて1日休息、そして後半戦に入ります。

カルロスは、WRC三大クラシックイベント(モンテ・カルロ、サファリ、RAC)をアリ・バタネンに次いで制した2人目のラリースト。これでダカールも制することになれば、往年のパリ・ダカマスターだったバタネンに次いでラリーイベントのグランドスラム(と、私が勝手に言ってるだけですが・・・)達成ということになります・・・。後半戦も何かあるか分かりません・・・また折を見てレポートしてみたいと思います。


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カルロス・サインツの公式Webページ・・・何やっても濃いですねぇ・・・