△F1界の胸毛自慢:エマニュエーレ・ピロ

attached(1)ポートレイト
1989年、ジョニー・ハーバートに変わってベネトンのステアリングを握ったピロ。
マクラーレン・ホンダのテスト・ドライバーも務めたが、F1では目を引くパフォーマンスを挙げたとは
言えなかった・・・。


ピロ・・・といえば、マカオGPのギア・レースとかでBMW-M3使いのイメージが強かったのですが、F1を退いてからは、アウディのツーリングカー、GTカーとかで活躍していました・・・。


(1) F1界の胸毛自慢

ピロ選手に限らず、イタリア人のオトコ=体毛濃い、というイメージが何故かあります。アレックス・カフィしかり、アレッサンドロ・ナニーニしかり・・・アンドレア・デ・チェザリスに至っては顔がもろゴリラ系だし(笑)。でもってピロも夏場のテストドライブとかで上半身裸の姿を披露してたりするわけですが、やっぱり濃い。普通ヒゲとか体毛が濃い場合は・・・頭髪は反比例することが多く、アングロ・サクソン系なんぞは30過ぎたらもう「人間ヘルメット」になってしまうヒトが多いようですが、イタリア人はそんなことないですね・・・。いや、ミキ・ビアシオンは違ったか(爆)。

(2) 好きな日本食は、青山の回転寿司

何せ実際にインタビューで本人がそういったとか。ベネトンに乗る前にマクラーレン・ホンダのテスト・ドライバーも務めていたからか、中嶋さんと交流もあったようで、またレースでは中団の近いところよく一緒に走ってたイメージがありました。90年のモナコでピロを周回遅れにしようとしたティレルのアレジをブロックしたとかで少し問題になったことがありましたが・・・本人が中嶋さんに語ったところによると「いやぁ・・・あれサトルと思ってた」だとか(笑)。

(3) ベネトンの、ピロ!

レース実況は、FIA配信の国際映像とか、かつてはフジTV独自の影像も織り交ぜて、ともかくコメンタリー・ブースに映し出される映像を基にやるわけですが・・・フルタチさん曰く、光線の加減なんかではチームまでは分かっても2人いるうちどっちのドライバーかわかりにくいことが多々あるそうです。そういうときに瞬時にヘルメットのカラーリングとかを見てドライバーを当てる達人が今宮さんだったそうな。でもある時その今宮さんを出し抜いてフルタチさん「・・・ベネトンの、ピロ!!」と。で、「してやったり!」と思ったそうです(笑)。




attached(2)ル・マン2002

ル・マン24時間レースでは2000年~2002年までアウディを駆って3連覇

上の写真、2002年のル・マン表彰式の写真を拾ってきたものですが・・・左がピロ、真ん中がトム・クリステンセン、右が昔からのアウディ使いのフランク・ビエラです。このトリオでル・マンを3連覇したわけですが・・・同じクルーで3連覇とは史上初の快挙だとか。しかもトム・クリはその後2005年に至るまで勝ち続け、6連覇でル・マン通算7勝、ジャッキー・イクスの持ってた最多勝記録を遂に抜いてしまいました・・・ってこれはまたまた余談でした。