■No.3:神戸市交通局MR410① 1984年六甲ケーブル下

イメージ 1

折り返し待ちの16系統 六甲ケーブル1984年10月

イメージ 2

あ・・・間に合わなかった・・・




1年生の前期試験が終わってしばしの休みの間、雨がしょぼしょぼ降る土曜日、家で1日ごろごろしているのももったいないので、気分転換をかねて撮りに行きました・・・。

16系統は阪神御影から国道2号線を西進し、桜口交差点から北上、国鉄六甲道、阪急六甲を経て、神大教養部前、鶴甲2丁目から六甲ケーブル下へと至る路線です。ちなみに阪急六甲から先、高羽町からは表六甲ドライブウェイの急な坂を喘ぎながら登っていきますが、MR410のエンジンは165PSの6DB1ですから、神大生を満載しての上りは実際かなり辛そうでした。今も16系統のルートは変わってませんが、「神大教養部前」は今では「神大国際文化学部前」となっています。

1枚目の写真ですが、右側の上り坂は、表六甲ドライブウェイの旧道で、ここを上がっていってもトンネル前の料金所に行き当たります。今のルートは2枚目の写真上に見える高架の道路で、高架を上がらず側道を逸れたところが「六甲ケーブル下」停留所です。名前のとおり、六甲山へ登る観光客やハイカーはここで六甲ケーブルに乗り換え。バスは日中だいたい10分に1本くらいのペースでしょうか・・・。

神戸市交通局のバスの社局番号表示は「魚1356」のように営業所のアタマ1文字+番号というパターンですが、1975年式の車までは、営業所の略字はありませんでした(このNo.1370は魚崎営業所持ち)。また、2枚目の写真の方向幕で「臨16国鉄六甲道-六甲ケーブル下」とありますが、この「臨**」とは区間便を意味しています。


神戸市交通局の三菱MR410・・・しばらく続きます。