●クモハ103-2507:奈良区中間電動車改造
【車両履歴等】 1974(S49).02.13 モハ103-435として新製(川崎重工)、高槻電車区に配置 1983(S58).05.15 明石電車区に転属 1984(S59).12.13 淀川電車区に転属 1988(S63).11.18 鷹取工場で先頭車化改造、車番がクモハ103-5008となる 1991(H03).12.27 奈良電車区に転属 1994(H06).09.29 吹田工場で自動解結装置を撤去、車番がクモハ103-2507となる
【ノート】 *この車両は、中間電動車として新製された後に先頭車化改造を受け、複雑な経過を経て現在に至 っています(以下別記のとおり)。 *編成中、この車両と次位のM'102-591は同一の車歴を持っています。 *その次のT車とTc車は、製造時期、車歴はそれぞれ異なりますが、いずれも前の2両と同じ川崎重 工製となっています。
【別記】
<1.クモハ103形5000番台への改造>
*1989年3月、片町線が完全電化されたことに伴い、電車運転は木津まで延長されましたが、松井山手(電化延長時に新設)で編成を分割・併合することとなり、編成の基本が片町側から「Tc-M-M'-T'+Mc-M'+Tc」とされました(松井山手から先はMc-M'-Tc)。
*分割編成のMc車については、モハ103形を先頭車化改造を施して賄い、分割・併合に備えてT'車(サハ102)とMc車に自動解結装置を取り付け、5000番となりました。
<2.5000番台から2500番台への再改造>
*片町線では、1991年から207系が投入され、余剰となった103系は転配されることになりましたが、そのうち自動解結装置を装着したクモハ103形5000番台については、順次関連機器が撤去され、それに本来なら本の車番に復するべきところ、元々が中間電動車であるため、帰るべき番号がなく、2500番台に再度改番されることとなりました。
<3.その他>
*クモハ103形5000番台のうち、トップナンバーの5001番だけはクモハ103形0番台(No.48)から改造され、その後自動解結装置等が撤去された際にはこの車輌のみ本番号に復しています。
<1.クモハ103形5000番台への改造>
*1989年3月、片町線が完全電化されたことに伴い、電車運転は木津まで延長されましたが、松井山手(電化延長時に新設)で編成を分割・併合することとなり、編成の基本が片町側から「Tc-M-M'-T'+Mc-M'+Tc」とされました(松井山手から先はMc-M'-Tc)。
*分割編成のMc車については、モハ103形を先頭車化改造を施して賄い、分割・併合に備えてT'車(サハ102)とMc車に自動解結装置を取り付け、5000番となりました。
<2.5000番台から2500番台への再改造>
*片町線では、1991年から207系が投入され、余剰となった103系は転配されることになりましたが、そのうち自動解結装置を装着したクモハ103形5000番台については、順次関連機器が撤去され、それに本来なら本の車番に復するべきところ、元々が中間電動車であるため、帰るべき番号がなく、2500番台に再度改番されることとなりました。
<3.その他>
*クモハ103形5000番台のうち、トップナンバーの5001番だけはクモハ103形0番台(No.48)から改造され、その後自動解結装置等が撤去された際にはこの車輌のみ本番号に復しています。