●クモハ102/103-3507:播但線用H7編成

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2005年12月 クモハ103-3507 姫路駅

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2003年2月 クモハ102-3507 姫路駅


103系「車両紹介」、今回は播但線クモハ103/102形3500番台のシリーズの3回目、H7編成です。

【車両履歴等・クモハ103-3507】
 1980(S55).06.06  モハ103-770として新製(川崎重工)、淀川電車区に配置
 1988(S63).11.24  鷹取工場で先頭車化改造、自動解結装置を装着、車番はクモハ103-5014に。
  1992(H04).03.17  奈良電車区へ転属
 1995(H07).03.17  吹田工場で自動解結装置を撤去、車番がクモハ103-2513となる。
 1998(H10).02.26  鷹取工場で延命体質改善工事、ワンマン化改造、車番はクモハ103-3507に。
 1998(H10).02.27  網干電車区(現・総合車両所)へ転属、播但線電化に伴い投入

【車両履歴等・クモハ102-3507】
 1980(S55).06.06  モハ102-2027として新製(川崎重工)、淀川電車区に配置
 1992(H04).03.17  奈良電車区に転属
 1998(H10).02.26  鷹取工場で先頭車化改造、延命体質改善工事、ワンマン化改造
          車番がクモハ102-3507となる
 1998(H10).02.27  網干電車区(現・総合車両所)へ転属、播但線電化に伴い投入

【編成(撮影当時)】
神ホシ H7編成(2両組)
← 寺前・・・・・・・・・・・・姫路・網干
Mc103-3507+M'c102-3507
【ノート】 
 *この編成は、9編成ある播但線用3500番台のうち、6番目に改造、投入されました。
 *3500番台の付番の順は、改造・投入順ではなく、改造前の種車となったものの車番の順になって
  います(改造順はH8→H4→H6→H2→H5→H7・H9→H1→H3となっている)。
  *クモハ102-3507の元種車となっているモハ102-2027ですが、モハ102形はクモハ103形(0番台)とも
   ペアを組むためモハ103形より製造両数が多く、本来なら900番以降になる車両については、900番
   台試作車との番号重複を避けるため2000番以降に飛び番としました。
 *前回記事でこのH編成の塗色について話題になり、「エンジ色」には違和感がある…とコメント
   を入れたりしましたが、鉄道雑誌の写真を見たりしていると、確かに「エンジ色」と表現するの
   がしっくりとくるものが見受けられます。撮影時期や撮影時の光線の関係、あるいは塗装の経年
   による変化も影響しているものと思われますが…やっぱり「ワインレッド」が自分としては一番
   違和感のない表現でしょうか。

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所属区所標記と国鉄・川重の銘板

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姫路駅播但線ホーム、行き止まり式の頭端駅 2003年2月


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【参考・別記】
<クモハ103形5000番台への改造>
<5000番台から2500番台への再改造>
●クモハ102/103-3501:播但線用H1編成 をご参照下さい。