▲Rd9カナダGP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。

第9戦 カナダGP(モントリオール、ジル・ビルヌーブ・サーキット)

●ポール・ポジション フェルナンド・アロンソ(ルノー) 通算14回目
●優 勝 フェルナンド・アロンソ(ルノー) 通算14勝目

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【今回「頑張ったドライバー」】


フェルナンド・アロンソルノー:優勝)10点

今回も…いつもの「横綱相撲」だった。全盛期の西武ライオンズを、いや巨人のV9か…彷彿とさせるような小憎いまでの強さ。完勝である。表彰台では中指、もとい人差し指を突き上げる「ナンバー・ワン」ポーズも早くも飛び出した。これ以上は、「何故こんなにアロンソ君は強いのか」とでも題して別記事にさせてください。

ミハエル・シューマッハフェラーリ:決勝2位)5点

終盤の猛烈な追い込み…特にファイナルラップはミハエルの気迫が手に取るように見えた…気がする。でもキミを抜いて追撃態勢に入ったのがあまりに遅かった。予選5位から出入りの多いレース展開で最後に得た2位表彰台、救いはミハエルに「まだまだ追いかけるぞ」という気迫がまだ感じられることか。それにしても、ナノ以外のドライバーは何処かで部分的に「頑張り」を見せても、ミスを決して犯さないナノの前に…何処かで何かが足りない。

キミ・ライコネンマクラーレン:決勝3位)4点

予選3位からのスタート、フィジケラを出し抜いてアロンソを追い回した第1スティントの展開はよかった。でも今回はピットワークに足をすくわれる形となってしまったのはいかにも惜しかった。これでまた第2スティントのリズムが作れなかった。しかもピット・ワークのもたつきは1度ならずも2度も、である。最後はミハエルに2位を明け渡しての3位表彰台…今シーズン、キミが表彰台の真ん中に立つ日は来るのだろうか…。それにしてもツンデレ大王のロン・デニスアロンソを来季迎えるから…といって浮かれている場合か。もっと今の自分のチームのドライバーを大事にしてもらいたい、いつまでもメルセデスのエンジンと2人のドライバーのせいにしていたら、来年も泣きを見ることになる…とは言い過ぎだろうか。

ヤルノ・トゥルーリトヨタ:決勝6位)1点

このところ、早々に自滅してしまうラルフに代わってなかなかいいところに付けていた。今シーズン最高の予選4位から順位が何度も入れ替わりながらも最後は今季初の6位入賞。オレ的にはトヨタよりホンダに先に勝ってほしいが、ヤルノが勝つのならトヨタがホンダの先になってもいい、とすら思う。それにしてもヤルノの笑顔は年々「薄幸の相」に見えて仕方がないのは果たして気のせいだろうか……。

ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー:決勝4位) 0点

もったいない。せっかく予選1-2なのにスタートで3位ライコネンに出し抜かれ、あとは独走する同僚の後ろで…いつものパターンだった。もう残りのレース、全部ナノが勝ってしまうのだろうか…何勝かをフィジコに分けてやっては…とか言っててもこういうもったいないことをしていてはいけない、と思う。[6.27追記:しかもスタートはフライングペナルティまで取られた]



【「今回頑張ったドライバー」第9戦までのランキング】
1位 65点 フェルナンド・アロンソ(ルノー)
2位 38点 ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)
3位 23点 ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)
4位 11点 デビッド・クルサード(レッドブル)
5位 10点 キミ・ライコネン(マクラーレン)
6位 5点 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
6位 5点 マーク・ウェバー(ウィリアムズ)
8位 4点 ファン=パブロ・モントーヤ(マクラーレン)
9位 3点 フェリペ・マッサ(フェラーリ)
9位 3点 ラルフ・シューマッハ(トヨタ)
11位 2点 ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
11位 2点 ジェンソン・バトン(ホンダ)
11位 2点 アンソニー・デビッドソン(ホンダ)
11位 2点 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
11位 2点 ニック・ハイドフェルト(BMW)
16位 1点 アレクサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)
16位 1点 ジャック・ビルヌーブ(BMW)
16位 1点 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)