●クモハ102/103-3558:加古川線用M8編成

イメージ 1

2004年11月14日 クモハ102-3558 厄神基地で電化開業前の試運転に備え留置



103系「車両紹介」、今回は加古川線クモハ103/102形3550番台のラスト・ナンバーM8編成です。

【車両履歴等・クモハ103-3558】
 1979(S54).09.14  モハ103-731として新製(川崎重工)、森ノ宮電車区に配置
          この間体質改善工事(N40)を受ける。
 2004(H16).08.21  吹田工場で先頭車化・ワンマン化改造、車番がクモハ103-3558となる。
 2004(H16).08.24  加古川鉄道部厄神基地へ転属
 2004(H16).12.19  加古川線電化に伴い営業運転開始

【車両履歴等・クモハ102-3558】
 1979(S54).09.14  モハ102-887として新製(川崎重工)、森ノ宮電車区に配置
          この間体質改善工事(N40)を受ける。
 2004(H16).08.21  吹田工場で先頭車化・ワンマン化改造、車番がクモハ102-3558となる。
 2004(H16).08.24  加古川鉄道部厄神基地へ転属
 2004(H16).12.19  加古川線電化に伴い営業運転開始

イメージ 2
<クリックすると大きくなります>

試運転に備え厄神基地に留置中のクモハ102-3558


イメージ 3
<クリックすると大きくなります>

霜取用に前位側パンタを上げているクモハ103-3558 2004年12月26日 加古川駅


【編成(撮影当時)】
神カコ M8編成(2両組)
西脇市・粟生・・・・・・・・・・・・加古川Mc103-3558+M'c102-3558
【ノート】
  *ここまでの過去記事を比較して、加古川線仕様に改造後の車番は、改造順ではなく、播但線3500
   番台同様、元の車番の順に付番されています。 
 *加古川線電化開業に伴い改造・投入された3550番台は、播但線用3500番台と異なり、分割・併合
   を考慮した貫通タイプとなっています。
 *貫通幌は偶数向き(加古川向き)で受け持っています。
  *クモハ102には、103系で初めてトイレ(和式)が装備されました。
  *播但線用3500番台が、3500番台化改造の時点で体質改善工事を受けたのに対し、3550番台は既に
   リニューアル化された車両を選んで改造されました。
  *このM8編成とM5、M6編成にはパンタグラフを受け持つクモハ103の前位側にも霜取り用のパンタ
   グラフが装着されています。
 *貫通扉上の方向幕のポジションは、このM8編成だけ若干オフセットされているように見受けられ
   ます。詳しい事情はわかりませんが…。

イメージ 4

クモハ102-3558 車内の車番表示

イメージ 5

乗客用扉開閉スイッチ

イメージ 6

「ワンマン」の英訳は"conductorless" 側面方向幕



*次回は…厄神基地の103系3550番台の「特徴」についてまとめてみたいと思います。