▲Rd7アメリカGP:勝手にF1ドライバーズ・コンテスト2007

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。

第7戦 アメリカGP(インディアナポリス)

●ポール・ポジション……ルイス・ハミルトン(マクラーレン)<通算2回目>
●優勝……………………ルイス・ハミルトン(マクラーレン)<通算2回目>

イメージ 1

F1-Live.comより
http://www.f1-live.com/f1/jp/photos/2007/gpindianapolis/diapo_348.shtml

もう止まらない、止められない ~カナダに次いでブリック・ヤードも制したルイス・ハミルトン


【今回「頑張ったドライバー」】



ルーキーでいきなり大活躍、それも「開幕以来表彰台を外したことがない&誰にもコース上でオーバーテイクされていない」という半端ではないパフォーマンスは正直アッパレを通り越して「興醒め」といえばそうかもしれない。何かしぶしぶ12点付けたような感じがしてしかたがないのだが……それでも去年のナノは特に後半戦は一人上手あり、逆ギレあり、とそれなりにタイトル争いを盛り上げて(?)くれた。今年のハミルトンにはそんな「可愛げ」が今のところ微塵たりとも感じられない。ロン・デニスに「超青田刈り」されたルイスの12年間とはどんなものだったのだろうか……ということでハミルトンに12点。

ところで、今回ノーポイントにしてしまったが、どうしたフェラーリ勢。しかも「ライコネン<マッサ」という形にあっさりなりつつあるのは……いやいやまだまだ結論を出すのには早すぎる。2人とももちろん速い。そしてフリー走行-予選-決勝の流れとリズムも決して悪くない。でもマクラーレンにはいつも一歩、いや半歩及ばない。


ヘイッキ・コバライネン(ルノー:決勝5位) 1点

ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ:決勝6位) 1点

マーク・ウェバー(レッドブル:決勝7位) 1点

セバスチャン・ベッテル(BMW:決勝8位) 1点

ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ:決勝リタイヤ) 1点


トゥルーリコバライネンはこのところいい結果を残している。特にコバライネンはルーキーイヤーとしては決して悪くはないのだが、何と言ってもハミルトンのパフォーマンスの前に地味なイメージが付いてしまっている。そのあたりを払拭するにはやはりそろそろ表彰台がほしいところか…。

前戦カナダで大クラッシュを起こしたBMWのクビカの代役はベッテルだったが、F1デビュー戦とは思えないレース運びでいきなり初ポイントを獲得、ビーエムのドライバーの層の厚さをアピールした格好となった。

ニコはこのところ予選ではなかなかいいところに付けているのだが、決勝では今ひとつ、というパターンが続いていた。今回はその悪い流れを払拭する6位入賞……の目前にまさかのマシントラブル。「柄にもなく」ニコが素で悔しがったのもよく解る。




【「今回頑張ったドライバー」第7戦までのランキング】
1位 42点……ルイス・ハミルトンマクレーレン)
2位 19点……フェルナンド・アロンソマクラーレン
3位 15点……フェリペ・マッサフェラーリ
4位 14点……佐藤琢磨スーパーアグリ
5位 12点……キミ・ライコネンフェラーリ
5位 12点……ニック・ハイドフェルトBMW
7位  5点……アレクサンダー・ブルツ(ウィリアムズ)
8位  4点……エイドリアン・スーティルスパイカー
8位  4点……ヘイッキ・コバライネンルノー
10位  3点……ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
10位  3点……ロバート・クビカBMW
12位  2点……ジャンカルロ・フィジケラルノー
12位  2点……ヤルノ・トゥルーリトヨタ
14位  1点……セバスチャン・ベッテルBMW
14位  1点……アンソニー・デビッドソンスーパーアグリ
14位  1点……デビッド・クルサードレッドブル