◇【第20回】現代・エアロスペースLS~韓国バスシリーズ(1)

「海外鉄道・バスの旅」、韓国・バス編の1回目は……宿泊していた明洞のホテルのすぐ隣の道に現れた
現代自動車の観光バスのスナップです。

とにかくまずこれらの写真をご覧いただきましょう。


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2006年10月 明洞



え、またまたこれのどこが韓国車だ、どう見ても三菱のエアロバス(MS8XX系)じゃないの……と思われるかもしれませんが、3枚目の写真をよく見てください、リアのテールランプの下に”HYUNDAI”とエンブレムがしっかりと入っています。

このバスも、「韓国のパジェロ」現代ギャロッパーと同じく三菱と長年業務提携をしている現代自動車ライセンス生産もので、その名も本家と同じ「エアロ」「おぉ~!どこかで見たよな・・・韓国編!(観光バス編)」(やんたけバス研究所さん)によれば、どうやら「エアロスペースLS」のように見えます。

余談ですが、ナンバープレートが黄地に青文字になっているのは、韓国では営業車にあたり(日本は緑地に白文字)、「ソウル72 ぱ1317」の「72」は車種を意味するコードで、70番台はトラック・バスに割り振られている番号です。

話を戻すと、この坂道は、ソウル市内を一望できる有名観光地の南山公園につながっていて、このバスの車体に書かれているハングル文字を読むと……「マウンテン高速観光」(マウンティン-コソク-クワングワン)ということになるのでしょうか。つまり旅行会社の所有する、あるいは専属の観光バス。見た感じではお客さんは乗っていないように見えますので、山麓にあるホテルへの迎車なのかもしれません。


次回は、韓国のバスの2回目、ソウル市内の路線バスのスナップ紹介の予定です。