▲Rd3バーレーンGP:ツッコミ入れたいドライバーズ・コンテスト2008

ちょっと、いや結構「筆が滑る」部分も多々あるとは思いますが、その怒りは笑って受け流しつつも、コメント欄へぶつけて下されば幸いです。

第3戦 バーレーンGP(サヒール)

●ポール・ポジション……ロバート・クビサ(BMWザウバー)<初ポール>
●優勝……………………フェリペ・マッサ(フェラーリ)<通算6回目>


今シーズンのテーマは”ツッコミを入れたい”ドライバーズ・コンテスト。ここでいう”ツッコミ”とは批判的な視点だけではなく、とにかく言及したいぐらいの意味で考えていただければありがたいです。

また、今シーズンは1レース毎の持ち点を20点から30点にしています。それでは今シーズン第3戦の「ドラコン」行ってみましょう。


イメージ 1
消しゴム(はてなセリフ-o_keke_nigel)より


【今回「ツッコミを入れたい人」】



フェリペ・マッサフェラーリ:優勝)12点

キミ・ライコネン(フェラーリ:決勝2位)3点

最近「期待に答えてくれる」キャラと化して今回もドツボなら引導を渡されかねなかったフェリペが無難に爆勝。予選での最速ラップも実はQ2で彼がマークした31秒台だった。そしてスタートでも気迫のホール・ショットをキメてトップに立ちそのままゴール。やっぱり誰かと無駄に絡まないときのマッサは速くてパーフェクト。よくよく考えれば、ポールを取らないで優勝というのは今回が初めてではないか……?それはともかく、現場から退いたはずのジャン・トッドが心配になって見に来ていたというのが面白い。それからフェリペがトップでチェッカーを受けた瞬間にいつも大写しになるガレージのフェリペ父(顔の作りは瓜二つ)が何気にいい味を出していることに今更ながらに気がついた。

一方でキミは予選4位から淡々といつものとおりに一人爆走して時折ファステストを叩き出しつつ2位でゴール(最終的なFLはコバライネン)。プレス・カンファレンスでも「やっぱここは苦手だなぁ」と2位に入ったドライバーのコメントとは思えない淡泊さ。愛想がないのか、いや、単に疲れているだけなのかもしれない。でもその飄々とした淡泊さがまたイイ。

ロバート・クビサ(BMWザウバー:決勝3位)7点

ニック・ハイドフェルト(BMWザウバー:決勝4位)2点

結局予選Q3でポール・タイムを叩き出したのは「とぼけたファニー・フェイス」クビサだった。マクラーレンルノーフェラーリ以外でポールとは久々ではないか?第1スティントまでは楽しめると思っていたが……スタートを少々ミスッたのが痛かった。

そしてまたニックが第2スティントをロングで取ってラップ・リーダーとなって美味しいところを取るかと思いきや惜しくも周回遅れでタイムロス。とはいえ、開幕3戦をコンスタントに走りきったビーエムが現時点でのコンストラクタートップに躍り出た。

中島一貴(ウィリアムズ:決勝14位)1点

ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ:決勝8位)3点

カズキは金曜、土曜とフリー走行ではトップ・テン圏内をキープしていいリズムだったが予選ではうまくまとめられずに14位、決勝でも序盤の混乱に巻き込まれて上位浮上のチャンスを逃した。でもフリー走行は堂々たる走りっぷりに1点。ニコはやっぱりアピールどころというのを心得ている(爆)。御大フランクが久々に現場に姿を見せた今回も予選・決勝とカズキに差を付けてみせた。

ルイス・ハミルトン(マクラーレン:決勝13位)2点

どうしたルイス、今度は彼が「フェリペ病」にかかってしまったか。スタートでミスって中団まで落ち、ナノと競り合ってオカマを掘りフロントウィングを飛ばしてピットイン。ここで18位まで落ちてしまい、後は全力で追い込みを掛けるも中団グループの曲者たちが壁となって立ちはだかった。表彰台の中央には立てなくても抜群の安定感こそが若手らしからぬハミルトンの持ち味だったはず。


【参考】
◆”F1”でひとこと-はてなハイク
(これからはここにドラコンの「下書き」を書くことが多くなると思います)



【「今回ツッコミを入れたい人」第3戦(バーレーン)までのランキング】
1位 24点……フェリペ・マッサフェラーリ
2位 15点……キミ・ライコネンフェラーリ
3位 11点……中嶋一貴(ウィリアムズ)
4位 10点……デビッド・クルサードレッドブル
5位  9点……ロバート・クビサBMWザウバー
6位  7点……ニック・ハイドフェルトBMWザウバー
7位  5点……ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)
8位  4点……ルイス・ハミルトンマクラーレン
9位  3点……フェルナンド・アロンソルノー
10位  2点……ヘイッキ・コバライネンマクラーレン