◆Vol60:22年ぶりの大糸線/南小谷駅~北陸&大糸線「青春18」フィールドワーク


南小谷に着きました。
さあこれからどうしたものか。
 
ここまで乗ってきたキハ52-156は8分で435Dとして糸魚川に折り返していきます。435Dにそのまま乗って糸魚川に戻ってもいいのですが、それでは少しもったいない。でもその次の列車は約2時間半後の夜9時過ぎ(これが最終列車)。

反対側で待つ南線の1348M(E127系)に乗り換えて信濃大町まで往復してきても糸魚川行きの最終には何とか間に合います。とはいえそれでは何か慌ただしい。
  
で、結局南小谷で2時間半過ごすことにしました。せっかく22年ぶりに来たのですから、暗くなる前に色々と周りを撮って歩くこととしましょう。



駅の周りを暗くなる直前に色々と撮って回り、8時過ぎに松本行きの南線電車が折り返して行って接続する村営バスも出てしまうと、もう本当に私には何もする事がなくなってしまいました。しかも意外なことに待合室にもホームにも私一人きり。駅員さんも事務室に入ったままです。


The summer is magic, is magic!! Oh oh oh
The summer is magic!!
You have to imagine, imagine!! Oh oh oh
The summer is magic!!


朝家を出る直前に慌てて探してカバンに放り込んできたmp3プレイヤーをポケットに突っ込み、タバコと缶コーヒーを片手に、糸魚川からキハ52-156が帰ってくるのをひたすら待ちながら、ホームで一人とにかくぼんやりと時間を過ごすことにしました。長いのか短いのかよくわからない時間を過ごすのは……今の大人にとっては、実は結構ぜいたくなのかもしれません。