◆Vol14:JR函館駅①キハ40-700/1700コミューター・ヒーロー
【上】函館駅正面【下左】駅名票【下右】1-2番ホームの行先表示板 2005年10月21日
(一番上の写真はクリックすると大きくなります)函館駅には昨年の社員旅行の空き時間というか自由行動の数時間を使って行ってきたのですが、実際に新駅舎の前に立ってみると・・・ゆったりと広がっている駅前広場、モニュメントのように威圧的ではなく左右に伸びやかに広がるガラス張りの駅舎、そして右側に見える数多くの留置車両の群れ・・・来て良かったなぁ・・・と素直に感じました、って結構いい加減やなぁオレも(笑)。それにしても、昨年の10月の旅行ネタをまだ引っ張っているとは・・・すみません(^^。
で、函館駅にやって来た「目的」ですが、その一つは、北海道仕様のキハ40形・700/1700番台の形式写真を撮ることでした。かつての北海道の「コミューター・ヒーロー」(笑)といえば・・・「北海道スペシャル」とも言うべきキハ22でしたが、今はキハ40形700/1700番台でしょうか。この番台区分は改造後のもので、元は北海道/酷寒地向けの100番台として150両が製造されました。その後の改造に伴う番台変更は以下のとおりとなります。
その他、北海道スペシャルのキハ40は他にも350番台、400番台等々いくつかのタイプがありますが、それらはいわば「地域限定スペシャル」であって、北海道仕様で一番ポピュラーなのはやはり700/1700番台になるでしょう・・・。あと、形式や系列の細かい話は、またいずれ新コーナーを作ってやってみたいと思っています。
北海道仕様のキハ40については、X-103さんの「函館鉄道写真館」の「キハ40-1800」また、ガンモさんの「だってガンモなん駄もの」の「デッキ付き」 「サボ替え」もぜひご参照下さい。X-103さんの記事では昨年12月に更新工事を終え出場したキハ40-1800の姿が、ガンモさんの記事では北海道他地域のキハ40がレポートされています。特に釧路所のキハ40のタイフォンは頭上にあるというのは少し驚きでした。
函館駅のホームは、島型、というか終端駅ですから櫛形の4面8線のレイアウトで、駅舎側から順に1番線・・・8番線まであります。そのうち、1番線から3番線までが江差線、函館本線の普通列車、つまりキハ40が発着する場所になっています。上の写真は、1番線に停車中の江差行きキハ40-1801で、駅の外(駐輪場)から撮ったものですが・・・ちょっと下回りの柵と日産マーチがアレですね(笑)。でも手前の通路はいわゆる駅の「敷地内」で駐輪場の端には関係者以外立ち入り禁止の看板がありました。うーん・・・ちょっと残念(笑)。
次の写真は・・・2番線に停車中の長万部行きのキハ40-1792です。2番線と3番線の間は若干広めになっていて、形式写真を撮るにはちょうどいい感じになります。かつては中1線レールがあったのでしょうか。北海道バージョンのキハ40・・・といえば、やはり「暖地向け」の2000番台を見慣れた身にとっては、小さめの側窓と、上の写真では分かりませんが、デッキ付き(ガンモさんの記事「デッキ付き」でいただいたコメントによると、新製両数はデッキ付きの方が若干多いとか)ということと・・・それから何と言っても横サボ(行き先表示板)付きということでしょうか。今となっては、身の回りで普通列車に限らず、横サボ自体見ることがほとんどなくなりましたが、北海道ではまだまだ健在のようです。
横サボを撮るのは・・・やっぱり他のお客さんが乗っている車両を停車側のホームから狙うのは・・・ちょっと抵抗があります。何か無断でその人を撮っているようで何となく気が引けますよね(笑)。上の長万部行きのサボは折良く乗車扱いするまで留置中に撮りました。