◆Vol16:JR五稜郭駅①実際は2面2線?

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五稜郭駅 2005年10月23日


函館旅行の3日目(最終日)は、午前中自由行動でした。私はホテルの朝食を食べると、荷物を預けてまずは市電の駒場車庫へ向かい、その後「函館ハイカラ号」でどつく前、折り返して函館駅前へ、そして江差行きの普通列車に1駅だけ乗り、五稜郭駅へ向かいました。

五稜郭駅は、函館駅と違い、いかにも国鉄」の雰囲気を残した駅舎、それから待合室・・・。駅を出てあたりを見回すと、五稜郭タワーが彼方の方に見えています・・・駅名は「五稜郭」でも、五稜郭公園は駅の東約2km、決して「最寄り駅」というわけではありません。実際観光で五稜郭公園へ行くのには函館駅前から市電でしょうね。

改札は、東北とか北海道の駅ではポピュラーといわれる「列車別改札」、つまり列車がホームに入る5分~10分前までは改札を閉めている、というあの方式。函館駅は自動改札機が導入されていて列車の到着・発車時間に関わらず入場できますが、そういうのはまだ少数派なんでしょうか・・・? いや、近畿圏のローカル線の有人駅でも基本は同じだと思うのですが・・・実際はその辺結構フレキシブル(笑)な感じがします。

ともかく、この五稜郭駅では結構きちんとに「列車別改札」を守っているようで、地元の人らしきおばさんが改札を通ろうとしたとき、駅員さんが一旦その人を止めて、「うーん、まだちょっと早いですねぇ・・・」とか言ってました。私はといえば、ホームの向こう側にEH500が貨物の入替をしているところが見えたので「早よ通してくれへんかなぁ・・・」と一人やきもきしておりました(笑)。


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この写真2枚は、いずれも函館側を背中にしてホームの風景を撮ったもので、上が1番線~3番線、下が4番線~6番線です。ホーム自体は片側1面、島式2面の3面6線となってますが、1番線は現在では使われておらず、フェンスでブロックされています。いわゆる「汽車」の時代はこのホームに列車が発着していたのでしょうか・・・。2番線はいわゆる中線でこれも今は使われていないようです。

3番線はホームに面していますが、Wikipediaによれば通常は使用されていないようです。4番線は函館方面行き、そして5番線は海峡線、函館本線大沼、長万部方面行き・・・そして6番線も今では定期列車には使われていないようです。ということは、実質使われているのは、4番線と5番線、事実上片側ホーム2面2線、といったところでしょうか。


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上の写真は、北海道標準の(?)駅名票、ちょっと70年代テイストの入った雰囲気がいいですね・・・。下の広告にサッポロビールが入っているのはやっぱりデフォルトでしょうか?

次回は五稜郭駅でスナップした列車の様子をレポートします。





【外部リンク】
●五稜郭駅 -Wikipedia