■No.5:神戸市交通局MR410③ 魚1018前後扉車

イメージ 1

イメージ 5
(後で追加)

森北町操車場 1988年1月

イメージ 2

魚1017 森北町バス停 1988年1月


「森北町」今は「JR甲南山手と名を変えていますが、上の写真撮影当時はまだJRの摂津本山と芦屋の間には駅がなく、町名がそのままバス停の名前になっていました。ここは神戸市バスの東端の停留所で、そして神戸市内の「山手幹線」の東側終端部です。ここからは魚崎浜・阪神御影・岡本と経由し、再び森北町に戻る路線(魚崎先行が34系統、岡本先行が35系統)と岡本経由で渦森台へ至る路線(31系統)が発着していました。現在では若干ルート・系統の整理が行われたようで、阪神御影-魚崎浜という路線(森北町には寄らない)ができたようです。

下の写真、24枚撮りフイルムの25枚目のカットなので、ちょっと右寄りに変な線が入っていて申し訳ないのですが・・・画面右上の隅あたり、小さくなっていて見にくくなっているあたりが「山手幹線」左側終端部です。そこには大きな(縦1m×横5m程度?)「行き止まり」というちょっとロコツな看板があって、その先は芦屋市三条南町の高級住宅街、そして左右には小道が延びていて、右側へ行けば平行する国道2号線へと出られます。またこのあたりの風景は「旅のようなもの」で取り上げてみたいと考えています。

で、また下の写真ですが、系統表示が「昼間」となっています。これもまた神戸市交の特徴とも言うべき系統設定で、一部時間帯のみの限定運行路線をこういう名称で呼ぶことがありました。森北町-渦森台・・・これは元は「31系統」なのですが、甲南市場を経由するルートを「昼間」と呼んでいたようです。ほかにも「昼間」系統を名乗っていた地域が灘区あたりにありましたが・・・今では系統番号を新たに付与したり、ルート自体がなくなったりして見られなくなりました。


イメージ 3

イメージ 4

イメージ 6

阪神御影駅前 1985年11月


次はまた阪神御影駅です。バスの後部に揚がっている広告看板ですが・・・「兵庫トヨタ」。三菱のバスにトヨタの広告というのも・・・何か妙ですね(笑)。これは大学2年の晩秋、「同好の士」の方々と1日乗車券を買って乗りつぶし、というか県外の人ばかりだったので、前回の記事でご紹介した19系統のような「住宅地山岳路線」をいくつかセレクトして案内しました。またその「同好の士」の方々については機会があればまたご紹介したいと思います・・・。

神戸市交通局のMR410・・・あと3~4回は続く予定です。他社局の三菱G4ボディのネタももちろんありますが、何せ現存しないモデルですので、ネタの総量は限られています。引き延ばし作戦のような・・・というかモロそうなんですが、もうしばらく神戸市交のバスネタにおつき合い下さいませ。