◆Vol23:快速マリンライナー

イメージ 1

春の岡山・高松「小遠征」、2回目の記事になります。

初日に水島臨海鉄道のキハ20を堪能したセッションを「1stスティント」(笑)とするなら、2日目の四国への道のりは「2ndスティント」とでも言えばいいでしょうか・・・ってF1みたいですね。初日はその後まだ乗ったことのない吉備線回りで岡山に戻った後、駅前の商店街の中にあるサウナで仮眠を取り、翌朝8時23分発の快速マリンライナーで四国へ向かいました。

上の写真は・・・言わずと知れた瀬戸大橋の車窓風景です。私が座った位置は4人がけの進行方向に背を向けた側の窓際で、橋から瀬戸内海の西側を撮っています。岡山と高松を結ぶ快速マリンライナーは、岡山駅に入線した時点で既に立ち客が出るほどの盛況ぶりで、お客さんの多くは高松まで通しで乗っていくようでした。高松まで最速で52分、一番遅いものでも65分、料金は乗車券のみの1,470円とくれば道路事情に左右される高速バスでは太刀打ちできなかったのもやむを得ないところでしょうか。

で、写真なんですが・・・気が付けば車窓を撮っていた旅行者風は見渡す限り私一人・・・乗り慣れている地元の方々は外の景色はさほど気にとめずという風で本を読んだり音楽聞いたり・・・別にもう特に珍しいモノでもない見慣れた風景なんでしょうね。でも毎日地下鉄で通勤している身にとっては、やっぱり羨ましい。

それはともかくとして、実際に瀬戸大橋からの眺望を写真に撮ろうとしてみて改めて気がついたのですが、やっぱり橋の骨組みというかトラスが映りこんでしまいますね。タイミングの問題かもしれませんが・・・できれば与島をちゃんと撮ってみたかったんですが、一瞬のシャッターチャンスを逃してしまいました。そのあたりは、鉄系Bloggerさんの中で同じことをされている方がおられないか・・・と探してみたところ、「おすすめブログ」でも紹介されている鉄子だっていいじゃない」のmirianさんが、青春18きっぷの旅 平成18年度春 その④ PART2の中で快速マリンライナーの乗車記をレポされています。私が、あ・・・と言う間もなく撮り逃がしてしまった与島の灯台もしっかり捉えておられ、車両についても私とはまた違った角度から紹介されていますので、どうかそちらもご参考にどうぞ。


イメージ 2

快速マリンライナー基本編成・高松駅(M3編成)

<クリックすると大きくなります>

次は、高松駅到着後のマリンライナーの編成写真で、2代目となる現行車両は2003(平成15)年10月から投入されました。編成の基本パターンは、JR四国持ちの5000系3両M編成の岡山側にJR西日本持ちの223系5000番台2両P編成をつなげた5両組です。高松側先頭車は、5100形2階建てグリーン車(JR四国の車両形式は車番のみでクハとかクモハとかを付けない)ですが・・・何か凄いですね。南海のラピートをちょっとマイルドにしたような「近未来的」なフォルムというか。でもよくよく見れば「頭巾を被った僧兵に扮した山下真司にも思えてきました。「オマエに、トライだ!!」とか言って爆走してくるんでしょうか・・・TV何見てるかバレてますね(笑)。


イメージ 3

クハ222-5003+クモハ223-5003 2005年5月20日 岡山駅

<クリックすると大きくなります>

高松側の先頭車は、先程ご紹介した5100形が基本なんですが、早朝・深夜の一部の便(岡山発5:29/6:03/23:00/24:12)は車両運用上の都合からか、223系5000番台2両で運行されています。このときはクハ222-5000が高松側の先頭車となり・・・そうです、「ホロフェティスト的」には「待ってました!」ということになるわけです(笑)。写真は、去年の5月にわざわざそれだけを撮りに行ったときのものです。新しい車両だからか、幌はまだまだピシッときれいに折りたたまれていて、年季が入ってほつれたりヨレたりするのはこれからでしょうか、ってまたヘンな方向に話が行ってしまいました・・・。

次回からは、JR四国の駅・車両のスナップをしばらくご紹介していきます。