◆Vol26:JR高松駅~「その手はくうかい!」

イメージ 1

イメージ 2

JR高松駅 2006年4月8日


春の岡山・高松「小遠征」、多度津駅に続いて今回は高松駅でのスナップです。

多度津駅で念願の7000系電車(前幌・前パンタ)をスナップしてから、前日に買った切符の既定ルートに戻り高松駅に向かいました。ここはまずは改札を出てすぐのところに掲示してあった「その手はくうかい!」のポスターを紹介しないわけにはいかないでしょう(笑)。このポスターは香川県消費生活センターが作成したもので、高松駅だけではなく、県内の至る所に掲示されているのを見かけました。つまり悪徳商法撃退キャンペーンポスター、といったところですね。このコピー、誰が考えたかわかりませんが、空海ゆかりの香川県ならではといった感じで、見た瞬間思わず「やられたぁ」(って誰に?)と思ってしまいました。案外香川県庁の中の人が考えたものなのかもしれません。


イメージ 3

キハ65(手前)+58の阿波池田行き普通列車(11:51発) 高松駅


と、いきなりベタベタのノリでしたが、何と言っても「第2スティント」のメインディッシュ(笑)は上のキハ65+58の土讃線直通のディーゼルカーキハ58は180PSのエンジン2基に対してキハ65(写真手前)は500PSのエンジン1基と冷房用電源のためのエンジンを積んでいて、この組み合わせで「山岳非電化区間普通列車の冷房化」が可能になったとか(山岳路線でなければキハ28と58の組み合わせでOKなんですが)。あと外観上の大きな違いは側扉の形状(キハ58は1枚引戸、65は2枚折戸)ですね。ここでご紹介するのはもちろん幌付のキハ65が前に映っている写真です。顔としてはパノラミックウィンドウではなくキハ58の初期型顔の方が好きなのですが・・・。

それから贅沢を言えば、国鉄色だったらなおのこと言うことなしだったんですが・・・まぁ現役のゴハチを拝めただけでもヨシとしましょう。


イメージ 4

JR四国6000系電車 2編成しかない希少車種 高松駅


高松駅にはVol.23でも触れた「快速マリンライナー」や予讃線のコミューター・ヒーロー121系電車、それから予讃線土讃線方面の特急列車、高徳線の1000系気動車等々、色や姿形が様々な列車がひっきりなしにやって来ては折り返していきます。ふと辺りを見れば、あちこちに同業者の方々が(笑)。まだ青春18きっぷの有効期間内ということもあって、学生さん風の若い人たちもけっこう居られました。

その中でも狙っていたのは・・・JR四国オリジナルの6000系電車。高松側から6000(Mc)+6200(T)+6100(Tc)の3両1ユニット。見た感じは国鉄末期にリリースされた211系、といった感じですが・・・駆動系はVVVFインバータ制御の転換クロスシート車で全くの別物です。またまた贅沢を言えば・・・前パンタの付いているMc車の側に幌が付いていれば・・・ってもうそればっかりですか(笑)。ここまで5回の「小遠征」シリーズ、毎回前幌付きの車輌が登場していますが・・・ここまで来れば「幌フェティシズム」炸裂ですね。

と、これで所定の目的は終了・・・というわけではありません、もちろん。

ここまで来たら・・・やっぱり「コトデン中古車センター」に顔を出さないわけにはいきません。さぁ、駅前の信号を渡って、高松築港駅へ行きましょう。玉藻公園の桜?いやまぁそれはまたの機会ということで(笑)。