◆Vol45:餘部探訪シリーズ(6)「お立ち台」から

餘部探訪シリーズ・第6回、過去5回の以下の記事の続きです。



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あと2回ほど、このシリーズは続きます。

ご存知のとおり、餘部駅へは、上の写真にもあるとおり、鉄橋下の国道178号線から急な山道(簡易コンクリート舗装)を歩いて5分程度歩かなければなりません。「急な」と書きましたが……実際急です。「橋の下の喫茶店」で一息ついて、また駅に戻るべく、私たち3人はまたもと来た道を今度は登り始めましたが、やっぱり40過ぎの運動不足の身にはキツイ。途中で写真を撮ってみたのも実は一息つくためでした(爆)。


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ここでまた上のムスコからツッコミが入ります。


「おとーさん、休憩せんと早よいこうよ」


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やっと駅に着いた…とその勢いでやっぱり「お立ち台」にも上がってみたくなりました。お立ち台への階段を下から見ると、もう一踏ん張りで行き着けそう。でもその最後の一歩が本当に苦しい。ようやくのことでたどり着いた時にはもうヒザが爆笑していました。これから職場の帰りは一駅歩こうか。


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ここが、全国(?)から、鉄橋を通過する列車の雄姿を記録に収めるべくファン諸氏が集まってくる「お立ち台」からの眺望、確かにここからの俯瞰は絵になります。そして「お立ち台」といわれるとおり、おそらく滑り止めと撮影時に水平が出るように、ということなのでしょうが実際に「木のステージ」が設けられています。と、一瞬油断したその時、ステージから外れたぬかるみでものの見事にスライディングをキメてしまいました。盗塁1記録です。しかも上の息子にスライディング・アタックのおまけつきで。


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「お立ち台」で写真も撮り、これで今回の餘部探訪での所期の目的は一応全て終了です。浜坂から折り返してくる178Dの到着時間が近づき、橋の下の喫茶店から、お立ち台から、待合室からと列車を待つ人々が次々と集まってきました。お立ち台はこの3月いっぱいまでということで、この後新しいコンクリート橋の基礎工事が本格化し、夏頃には完成する予定です。これから、刻々と餘部の姿が2010年の新しい橋梁の完成へ向けて変わっていくことと思いますが、また機会があればその姿も記録に収めるべく再訪したいと考えています。

15:28、浜坂発の178Dがやって来ました。香住方面からの173Dとして橋を渡る姿をスナップしたときにはあまりよく見ていなかったのですが、キハ47+キハ47+キハ41+キハ47の4両編成。この区間の列車としては長い編成です。



最後に、コンデジの動画機能を使って撮った、余部鉄橋を渡って香住方面へ向かうシーン(1分59秒)を貼っておきましょう。行きのモノよりは、橋の上からの高低感が出ているかな、とは思います。キハ47-1133が加速する際のディーゼルサウンドとともに雰囲気を感じ取っていただければありがたいです。

(あと1回続きます。次回予告「鎧駅もまた良し」)


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