●第37回:「貫通幌フィールドワーク」記事の予定

貫通幌のガイドライン」の記事、またまた随分と間が空いてしまいました。

その間に阪急のP-6とかJR九州の813系電車など、フィールドワークのネタがどんどん貯まる一方で、画像自体ははてなフォトライフに先行アップしていますが……昨年12月から始めた「幌座のいろいろ」シリーズがまだ終わっていません。

しかも、この7月末に家族と行った北海道旅行でも多数の「貫通幌のサンプル画像」を採取してきてしまいました。今後の記事の予定としては、目下途中となっている「幌座のいろいろ」を片付けてから、貯め込んできたフィールドワークのネタに取りかかり、平行して画像だけでも今私が画像保存庫&「はてなハイク」のネタ元としても使っている「はてなフォトライフ」にアップしていこうと思っています。

以下に今後の「フィールドワークシリーズ」の予定と「フォトライフ」へのアップ状況を整理しておきましょう。

阪急7000系神戸線特急増結編成】(2007.8)
※今後「フォトライフ」にアップ予定。

【福フチ113系115系・前パン/前幌フィールドワーク】(2007.12、2008.1)
※今後順次「フォトライフ」にアップ予定。
~京都駅(S99編成)、丹波口駅(S33編成他)、園部駅(R1/S33編成)、立木駅(R1/R5編成)、高津駅(R1/S2/S33編成他)

【阪急P-6(デイ100形)】(2008.5)
「o_keke_nigel's fotolife」のタグ「阪急P-6」にアップ済み。
~デイ116保存車、デイ101カットボディ

JR九州フィールドワーク】(2008.5)
「o_keke_nigel's fotolife」にアップ済み。
<813系電車>(タグ「813系」)
~RM107編成(小森江)、RM204編成(門司港)、RM211編成(小倉)、RM227(小倉)、RM301編成(門司港)、
RM1003編成(小倉)、RM1105編成(門司港)
<815系電車>(タグ「815系」)
~N020編成(別府)
<817系電車>(タグ「817系」)
~V105(小森江)、V1104(小倉)


JR北海道フィールドワーク】(2008.7)
「o_keke_nigel's fotolife」のフォルダ「2008夏北海道幌FW」にアップ中。

<近郊形交流電車>
711系(アップ完了)
~S-103編成(桑園)、S-104編成(札幌)、S-106編成3ドア(札幌)、S-109編成(旭川)、S-116編成3ドア(札幌)
721系(アップ完了)
~F-1編成(札幌)、F-10編成(朝里)、F-14編成731系併結(札幌)、F-3018編成(小樽・札幌)、
 F-1009編成(朝里)
731系(アップ完了、他のフォルダにも一部アップ)
~G-101編成(小樽・札幌)、G-102編成(朝里)、G-105編成(札幌)、G-108編成(札幌)、G-109編成(札幌)、
 G-110編成(朝里)、G-112編成(朝里)、G-114編成721系併結(桑園)、G-116編成(朝里・小樽)、
 G-101・109編成解結(札幌)、G-116・D-103編成併結・解結(963D/963M:小樽・札幌)、G-121編成(札幌)

<一般形気動車
キハ201系(アップ中、他フォルダにも一部アップ)
~D-103編成(731系との併結シーン、小樽・札幌)、札沼線拓北駅石狩太美駅
※キハ141・143系PDC(他フォルダに一部アップ) 
~編成[143-103+144-101+143-153]他
キハ40系(アップ完了)
~303ナホ/402ナホ/1785トマ/708アサ/827アサ/811ハコ(2005年・函館)他
キハ150系(アップ完了)
~11+14ナホ、15+16ナホ、12+13ナホ
キハ54系(アップ完了)
~504アサ/527アサ(特別快速きたみ)
キハ22形(アップ完了)
~56トマ(小樽市総合博物館保存車)
キハ58系(アップ完了)
~キハ56-23+キロ26-107+キハ27-11(小樽市総合博物館保存車)

<特急形電車・気動車
キハ261系”Tilt261”(アップ予定) 
~スーパー宗谷1号・4号
キハ183系(アップ予定)
~100番台「白坊主」「青坊主」(参考資料)
※785系電車(アップ予定)
~増結編成連結面

<その他>
※14系客車(アップ予定)
~急行はまなす
札幌市交通局(アップ予定)
~地下鉄車両連結面(内部)


ちょっとサワリの部分をご紹介しますが……上の写真は、書庫「2008夏北海道」の初日に札幌駅で撮ったJR北海道の731系電車の幌付き側(手稲・小樽向き)のショットです。いかがでしょうか?

これは何といえばいいのか、打者のヘルメットに直撃する160km/hの剛速球というか、もう「極悪」というその一言に尽きます(爆)。この731系の実車を一目見た瞬間、思わず「北海道に来てよかったなぁ」と言ってしまいそうになりました。ほとんど真正面に近いこのアングルにして、なお幌枠から大きくはみ出すグラマラスな、もとい豊満な、いやもーええっちゅーねん、分厚くたっぷりとした幌布の確かな存在感。

いずれ北海道フィールドワークシリーズはそれぞれ記事にしていきたいと思っていますが、現時点で気付いたところをメモしておきます。

(1) 721系の貫通幌が思いの外分厚かったこと。もとからそうだったのか、あるいは97年に731系が登場した時点で併結可能にするために幌の仕様を合わせて分厚くなったのかは分からない。

(2) 「スーパー宗谷」のキハ261系だけ幌の装着方向が違い、札幌駅基準で旭川稚内向きに装着している。他の前幌を持つ系列は小樽向きに装着している。何故だろう?

(3) JR化以降に新製された系列で前幌を持つもの…721系、731系、キハ201系キハ261系は、いずれも走行中幌布に風が吹き込んで左右にぼわっと広がるようになっている。普通に考えれば運転席からの視界や空気抵抗の点で宜しくない、と思われるのだがここまで揃うと「わざとやってる」としか思えない。何か空力上風の通り道をコントロールする意図でもあるのか……個人的には「萌え度」が格段にアップするポイントではあるのだが。