◆Vol55:355M(3)「速星でなくて遅★」~北陸&大糸線「青春18」フィールドワーク
画像については、09夏北陸・大糸線 -幌苦総合車両所・画像センター はてなフォトライフに順次アップしています。
時間の進み具合が何か「世界の車窓から」状態になっていますが、福井12:46→富山15:38/355Mの続き(第3弾)です。
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730073105)
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730073847)
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730073848)
EF510-7 高岡駅留置線
高岡駅では、また(もう何回目か)特急に道を譲るために7分間の停車でした。
「特急待避待ち」=私自身にとっては「フォト・ストップ」と化していましたが……今回もホーム到着時にEF510が留置線でお昼寝しているのを見て迷わず跨線橋を渡って撮影です。「お昼寝」なのでパンタグラフが降りていたのが残念と言えば残念でしたが、機関車をこういうポジションで撮る機会はありそうで実はなかなかないのでぜいたくは言わないでおきましょう。
EF510形機関車のスペックや配備の経緯等は上のウィキペディアの記事をご覧いただくとして、姿形は同じ交直流機のハイパワーマシンEH500のショート・バージョンといった趣ですが、実際は直流機EF210の交直流版というキャラクターのようです。ニックネームはEH500の「エコパワー金太郎」、EF210の「エコパワー桃太郎」(爆)に対して「エコパワー・レッドサンダー」。キャラクターロゴは側面にJR貨物のロゴマークと並んでアレンジされてポップなイメージでまとめられていますが、上の写真でお分かりのとおり、側面には無数のキズ(あるいは泥はねの跡?)が縦横に走っており、使用環境の厳しさが伺われます。
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730073850)
氷見線「忍者ハットリくん」ラッピング車 キハ40-2135
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730073852)
355M(クモハ475-45側) 高岡駅停車中
元のホームに戻ってくると、氷見線の「忍者ハットリくん」ラッピング塗装のキハ40系2両編成もやって来ました。このラッピングは、原作者の藤子不二雄A氏が氷見市出身ということで2004年3月からキハ40-2135~2137の3両に施されており、今や風光明媚な沿線と並んで氷見線の「顔」となった感があります。
高岡を出発すると、終点富山まではあと20分ほど。
このあと越中大門あたりで大学生と思われる女性2人組が乗ってこられました。
「ここ空いてますか?」
「ええ、どうぞどうぞ」
「あ、ここ空いてますよ」
「ありがと。2人ともどこまで?」
「速星(高山本線の)」
「えーあそこ全然速くない、"遅星"だよー」
……といった感じでご両人の高校時代の恩師と思われる女性は落ち着いた風貌に似合わず語りは軽妙。富山に着くまで件のお二人はずっと笑いっぱなし。そして3人に囲まれるようにして座っていた私は爆笑を心の中にとどめるのに必死でした。
すみません、私の顔がうっとおしかったのは地顔+笑いをこらえるためです。
「ええ、どうぞどうぞ」
「あ、ここ空いてますよ」
「ありがと。2人ともどこまで?」
「速星(高山本線の)」
「えーあそこ全然速くない、"遅星"だよー」
……といった感じでご両人の高校時代の恩師と思われる女性は落ち着いた風貌に似合わず語りは軽妙。富山に着くまで件のお二人はずっと笑いっぱなし。そして3人に囲まれるようにして座っていた私は爆笑を心の中にとどめるのに必死でした。
すみません、私の顔がうっとおしかったのは地顔+笑いをこらえるためです。
(はてなフォトライフ:http://f.hatena.ne.jp/o_keke_nigel/20090730234644)