#鉄道、列車

●第25回:阪急7000系の前幌~神戸線特急

「貫通幌のガイドライン」各論編…今回は阪急電車の「前幌」のフィールドワークをレポートします。 …と言われても、「阪急電車で”前幌”って一体何???」な方々が多いのかもしれません。何と言っても阪急の車両で前幌を持つブツは、正雀車庫で大切に保存され…

◇【第10回】パシ5-23号機&展望客車~韓国鉄道博物館(3)

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国鉄道博物館の3回目として、展示車両のパシ5-23号蒸気機関車と、展望客車のスナップをご紹介します。 前回ご紹介したミカ3形のある場所からさらに奥に進むと、一回り大きいSL、パシ5形が鎮座しています。「パシ5形」…

◇【第9回】ミカ3-161号機~韓国鉄道博物館(2)

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国鉄道博物館の2回目として、展示車両のミカ3-161号蒸気機関車のスナップをご紹介します。 博物館の門を通ってまず右側に見えるSLがミカ3-161号機です。「ミカ」というと……F1も好きなオレ的には、即座に「ハッキネン」…

●第24回:「貫通幌のガイドライン」ここまでのまとめ

今回の「貫通幌のガイドライン」は、これまでの記事23回分のまとめです。まずは、ジャンル(?)ごとに記事を分類してみました。 【貫通幌へのオマージュ】 ●第1回:ホロフェティシスト宣言! ●第11回:「幌好き」のメンタリティについてヘリトレする ●第21回…

◇【第8回】韓国鉄道博物館(1)概観

「海外の鉄道・バスの旅」、今回からしばらく昨年の韓国旅行のメインディッシュ(笑)だった「韓国鉄道博物館」のシリーズを続けていこうと思っています。 韓国鉄道博物館(富谷館)は、1988年1月にオープンし、「韓国鉄道の過去・現在・未来を一度に見られる」…

◇【第7回】KORAIL儀旺(ウィワン)駅

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は京釜広域電鉄線の儀旺(ウィワン)駅のスナップをご紹介します。 儀旺は、ソウル市内から広域電鉄1号線(地下鉄1号線)で南に約1時間、京畿道儀旺市に位置していて、前回スナップをご紹介した水原(スウォン)はここからさらに…

●第23回:幌の制作メーカー

今回の「貫通幌のガイドライン」は、幌の制作メーカーについてのお話です。 貫通幌は、一体どこが作っているのか…川重や日車、東急や日立といった車両制作メーカーが幌まで作るのか、それとも別に幌に特化したメーカーがあるのでしょうか……。 1 成田製作所(…

◇【第6回】KORAIL・水原駅

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国の古都・水原(スウォン)駅のスナップをご紹介します。 ちょっと時系列がむちゃくちゃになっていますが(笑)、ソウルから水原までのムグンファ号のインプレッションと車窓を再度まとめてみましょう。 ソウル出発時点では…

●第22回:前幌・前パン観測記録~福フチの食パンカフェオレと小浜線125系

今回の「貫通幌のガイドライン」は……またまた予定を変更して、先週末に福知山駅と小浜線で「観測」した「前幌・前パン」の観測記録をお送りします。 「前パン」つまり車両前位側のパンタグラフと前幌の組み合わせが前幌の「萌え要素」をアップさせる、という…

●第21回:萌える幌の角度

今回の「貫通幌のガイドライン」は……前回予告していたとおり、「萌える幌の角度」についてのお話です。 生身の人間じゃあるまいし、幌に「萌える」もへったくれもまぁないといえばないのですが…やはり角度によって見映えがちがう、ということは確かにありま…

◇【第5回】KORAIL・ムグンファ号(2)

「海外の鉄道・バスの旅」、今回も前回に引き続き、ムグンファ号の旅、ソウルから古都水原(スウォン)までのスナップをご紹介します。 まず最初は…7300型ディーゼル機関車(1989年現代精工製、3000馬力)が牽くこの写真から。場所はこれまで何度か登場した広域…

◇【第4回】KORAIL・ムグンファ号(1)ソウル駅にて

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国鉄道公社(KORAIL)の最もポピュラーな優等列車であるムグンファ号です。 ムグンファ号の「ムグンファ」とは、韓国の国を象徴する花の名前から取っており、漢字では「無窮花」と書きます。日本名は「むくげ」。元々は最優…

◇【第3回】KORAIL・セマウル号

「海外の鉄道・バスの旅」、前回記事ではKTXのいろいろな姿をご紹介しましたが、今回は2004年のKTX登場まで韓国の最優等列車だった「セマウル号」です。 セマウル号の前身は、1969年に設定された「超特急・観光号」で、その後1974年のソウル地下鉄・広域電鉄…

●第20回:一枚幌の装着方向(3)JR東海の在来線用車両

今回の「貫通幌のガイドライン」は「一枚幌の装着方向」の3回目、JR東海の在来線車の「例外」についてです。 JR東海の在来線用の車種といえば…どういう車両を思い浮かべられるでしょうか。旧国鉄から継承した電車の113、115、119、123、211、213の各系列、J…

◇【第2回】KTX・韓国高速鉄道

「海外の鉄道・バスの旅」、今回は韓国高速鉄道(KTX)についてのお話です。 前回記事(ソウル駅)では、列車の写真を撮るために改札開始時間よりも早く入れてもらったところで終わりました。で、今回はソウル駅のホームで撮ったKTXの車両を中心ににまとめてみま…

◇韓国・第3回:国立中央博物館(1995年)

「韓国の旅」の3回目は、景福宮の敷地内に、勤政殿をブロックするように建てられていた国立中央博物館(クンニプ-チュアン-パンムルグァン)です。 この国立中央博物館、というよりは、「旧朝鮮総督府庁舎」と言った方がいいかもしれませんが…1926年に竣工し…

◇【第1回】ソウル駅~新旧駅舎の対比

今回からの新コーナー「海外の鉄道・バスの旅」は、韓国を代表する鉄道駅・ソウル駅からスタートします。 地上部分は2004年4月のKTX(韓国高速鉄道)の開業で駅舎・ホームが全面的に改装されたKORAIL(韓国鉄道公社)のソウル駅、地下部分はソウルメトロ1号線(…

●第19回:一枚幌の装着方向(2)中央東線115系の場合

*今回の「貫通幌のガイドライン」は、「萌える幌の角度」を予定していましたが、前回記事の続きとして、1枚幌の装着方向・中央東線の115系の例を見ていきたいと思います。 というのも、前回記事で、naojazeeraさんから「実は奇数側・偶数側の定義を今まで…

◆Vol39:南海電鉄・汐見橋駅

汐見橋駅 2002年2月 汐見橋駅は、南海高野線の名目上の「起点」とされる駅ですが、実際には1929(昭和4)年から高野線の列車は全て南海本線の難波発着(終戦前後の一時期だけ汐見橋発着に戻った)となっており、汐見橋駅発着の列車は南海本線と交わる岸里玉出と…

●第18回:一枚幌の装着方向

*今回の「貫通幌のガイドライン」は、「一枚幌の装着方向」です。 「一枚幌」は読んで字のとおり車両の片側にのみ幌を装備するタイプですが、どちらの側に幌を装備するかは、だいたい事業者ごとに決まっているようです。これまで私が観察(爆)してきた印象で…

◆Vol38:阪堺電軌・浜寺駅前

<クリックすると大きくなります> 浜寺駅前に到着したモ129 1989年11月 阪堺電軌の南側の終点は、浜寺駅前です。大和川の次の記事はもう終点ですか(笑)。ちょっとした古びた駅舎風の建物が建った1面1線の行き止まり駅。本線自体は複線なので、朝夕とか電車…

◆Vol37:阪堺電軌と遠里小野橋~大和川駅(3)

大和川駅・踏切 2004年1月 今回もしつこく大和川駅です(笑)。 「踏切で電車の通過を待つイメージ」ということで、踏切目線でスナップしてみました。踏切の所だけ何故か道幅が狭くなっています。 大和川は、奈良から大阪まで東西に流れる川で、この阪堺電軌だ…

◆Vol36:阪堺電軌モ162~大和川駅(2)

<クリックすると大きくなります> モ161形No.162 2004年1月 今回も阪堺電軌大和川駅の風景の続きです。 上の写真は、旧南海オリジナル・カラーに塗り直されたモ162で、他にもう1両、モ163も同じオリジナル・カラーに塗られています。モ162の方は「ワンマンカ…

◆Vol35:阪堺電軌・大和川駅(1)絵になる(?)風景

我孫子道を出発して、大和川の鉄橋を渡りきってすぐの自然堤防上にあるのが大和川駅です。 ここからは堺市になります。この駅の「名物」は、何といっても開業時(1911年)からその姿をとどめている大和川鉄橋、ということになるでしょう。住吉大社の大鳥居との…

◆Vol34:阪堺電軌・我孫子道駅

<クリックすると大きくなります> モ161形171号車 1989年11月 我孫子道駅 「阪堺電軌&南海シリーズ」、前回の恵美須町から、今回はいきなり我孫子道まで飛んでしまいます(笑)。途中にもほどよく枯れたいい駅というか停留所がたくさんあるはずなのですが、ど…

●第17回:幌吊のいろいろ(2)二枚幌

<クリックすると大きくなります> 京阪電鉄 2600系2604(Mc) 2005年5月 私市駅 *今回の「貫通幌のガイドライン」は、幌の連結時や収納時に保持するためのパーツである「幌吊」のいろいろの2回目、「二枚幌」タイプについてのお話です。 上の1枚目の写真は……

◆Vol33:阪堺電軌・恵美須町駅

<クリックすると大きくなります> モ161形No.162 恵美須町駅 1987年10月 恵美須町は、阪堺電軌の北側の出発点の一つ(大阪市浪速区)で、駅舎に続く行き止まり式の低いホームは櫛形の3面2線です。ここから、先頃政令指定都市となった堺市の浜寺駅前までは14.1…

◆Vol32:「新今宮ステーションホテル?」

新今宮駅近くの某ホテル 必要にして十分な実用的設備 窓から見た吹き抜けの中庭 2006年7月 7月下旬から8月上旬にかけて、自宅のエアコンが壊れてしまって暑苦しい日々を過ごしていたことは「▼お知らせ:2006.07.28」で書いたとおりですが、その間のある週…

●103系3550番台(加古川線用)のまとめ

M7編成とM8編成の列車交換 2006年7月 日岡駅 *今回の103系「車両紹介」は、加古川線用の3550番台の「まとめ」です。 【共通事項】 <1>外装 *N40体質改善工事施行済(森ノ宮区の施行済みのユニットをセレクト) *編成間の併結を考慮して(朝・夕ラッシュ時)貫…

●第16回:幌吊のいろいろ(1)一枚幌

<クリックすると大きくなります> クハ115-1234他岡山電車区K3編成 2005年8月 有年駅 リニューアル色115系中間車の連結部分 2006年4月 岡山駅 *今回の「貫通幌のガイドライン」は、幌の連結時や収納時に保持するためのパーツである「幌吊」のいろいろの1回…